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著者 | 矢野浩三郎編 |
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出版社 | 月刊ペン社 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2003/08/08 |
リクエストNo. | 18580 |
リクエスト内容
幻想文学の代表的アンソロジーです。
第1巻 昭和46年1月15日初版発行 267頁
「恐怖の来訪者」トマス・ブレスケット・トマス/「オルラ」ギィ・ド・モーパッサン/「マグナス伯爵」M・R・ジェイムズ/「アヴロワーニャの森のランデヴー」クラーク・アシュトン・スミス/「二階の男」レイ・ブラッドベリ/「最後の降霊術」アガサ・クリスティー/「妖虫の谷」ロバート・E・ハワード/「噛む」アントニー・バウチャー/「葦毛に乗った女」ジョン・コリア/「メロフロア博士の最後の患者」ミンドレッド・ロード/「青二才」E・C・タップ/「吸血鬼などは」リチャード・マシスン/「吸血鬼の告白」ジョン・ヘイグ
第2巻 昭和46年3月1日初版発行 244頁
「手の幽霊の話」J・シェリダン・レ・ファニュ/「右手の中指」アンブローズ・ビアス/「殺人事件公判」チャールズ・ディケンズ=チャールズ・コリンズ/「墓場からの帰還」ロバート・シルバーバーグ/「わが友マートン」ジュリアス・ファースト/「幽霊船」リチャード・ミドルトン/「家」アンドレ・モーロワ/「闇の海の声」ウィリアム・ホープ・ホジスン/「冷房装置の悪夢」H・P・ラヴクラフト/「顔」レノックス・ロビンスン/「信仰と希望と愛と」アーヴィン・S・コップ/「夜の風が吠える時」L・スプレイグ・ド・キャンプ フレッチャー・ブラット/「呪いの家」シーベリ・クイン/「十三階の女」フランク・グルーパー
第3巻 昭和46年7月15日初版発行 304頁
「コーン」H・G・ウェルズ/「牝猫」ブラム・ストーカー/「獣の痕跡」ラドヤード・キャプリング/「蛇」ジョン・スタインベック/「猫の王様」スチーヴン・ヴィンセント・ベネット/「ランニング・ウルフ」アルジャノーン・ブラックウッド/「五本指のけだもの」W・F・ハーヴェイ/「猫の影」ロバート・ブロック/「監視者」レイ・ブラッドベリ/「ネコ男」バイロン・リゲット/「怪物」ジェラール・クラン/「魔女の家の怪」H・P・ラヴクラフト
幕の内弁当的な名作がいっぱい。角川文庫版「怪奇と幻想」と重複する作品多数ですが、今なお「読まれる価値ある作品」だと思います。
投票コメント
全33件
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〈定番の名作〉とは言っても、ハヤカワの『幻想と怪奇』とか創元の『怪奇小説傑作集』とダブらないように選んでくださってるんですね、編者さんは。こういうのは嬉しい。GOOD!1
角川版をもっていない身としては全作復刊してほしいけど、贅沢は言いません、一部でも読めるようになれば。 (2003/11/04) -
こちらは角川文庫「幻想と怪奇」全3巻より前に編まれたアンソロジーです。わたしが幻想文学を愛するようになったきっかけのシリーズです(とはいうものの所有は再版)。月刊ペン社の消滅とともに絶版の憂き目に会っていますが、角川文庫版と重複を避けて復刊してもらうと、世の怪奇好きは感涙するのでは。 (2003/08/08)GOOD!1
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幻想的な怪奇小説が好きで、読書好きになった頃には絶版となってしまっていたので、ぜひ復刊していただきたいです。 (2024/06/28)GOOD!0
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読んでみたいな (2013/05/10)GOOD!0
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ここでしか読めない短篇がいくつもあるので読んでみたい。 (2011/10/21)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2003/08/08
『アンソロジー=恐怖と幻想(全3巻)』(矢野浩三郎編)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
たむ