10 票
著者 | 白洲正子 青柳瑞穂 坂東三津五郎(八世) 細川護貞 土門拳 平山郁夫 谷川徹三 加藤楸邨 入江泰吉 益田義信 奈良本辰也 藤枝静男 北沢彪 森本孝順 |
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出版社 | 平凡社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784582268010 |
登録日 | 2004/08/09 |
リクエストNo. | 25367 |
リクエスト内容
平凡社の月刊誌「太陽」に連載された各界の著名人の骨董収集秘話を写真と共にまとめたもので、1975年に出版され、爾来30年以上経た現在でも古玩関係の名著として語り継がれている本です。連載は1970年から78年まで90回続きましたが、本書には全体の約半数である48回分が載録されています。連載時の図版を撮影した写真家は五頭輝樹、羽田敏雄、脇坂進、土門拳、牧直視、入江泰吉、市島敏男。
初版はB5判布装ハードカバー筒箱つき。定価3800円。
復刊の際には、単行本未収録の42篇のエッセイと図版を加えた完本での刊行を希望します。
登録者の評価★★★★★★★★★★
<内容>※印は単行本未収録、かっこ内は写真家
■白洲正子(五頭輝樹・牧直視・脇坂進)
天啓赤絵の茶碗 北大路魯山人作の大鉢など6篇
■青柳瑞穂(脇坂進・羽田敏雄)
浦上玉堂の絵 絵唐津の茶入れなど6篇
■坂東三津五郎 八世(脇坂進)
粉引の徳利 襖の引手 猿投の壺など6篇
■細川護貞(脇坂進)
琥珀製の水滴 琺瑯彩の皿 乾隆帝御製の扇など12篇
■土門拳(土門拳)
古九谷の梅花鶯文皿 猪鍵型文の旗差し物など6篇
■平山郁夫(脇坂進)
クムトラ菩薩の頭部塑像 グリフォンのレリーフ彫刻など6篇
■谷川徹三(脇坂進)
宋赤絵の人形 佩玉 イベリック出土のブロンズ像など6篇
■加藤楸邨(脇坂進)
端渓の硯 瀬戸焼の糸繰り器 信楽の壺など6篇※
■入江泰吉(入江泰吉)
弥生の壺 色絵硝子の徳利 御深井焼の雑器など6篇※
■益田義信(市島敏男)
マジョリカ製の壺 デルフト製のタイルなど6篇※
■奈良本辰也(市島敏男)
李朝の壺 唐俑 翁の能面など6篇※
■藤枝静男(市島敏男)
青銅の瓶 木彫の地蔵尊 山東京伝筆の扇面など6篇※
■北沢彪(市島敏男)
奥高麗の茶碗 伊羅保の茶碗 文字堅手の茶碗など6篇※
■森本孝順(入江泰吉)
西域童子の顔 森本老自製の香合 シルクロードの瓶など6篇※
投票コメント
全10件
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現在においても、アンティーク関連書籍は数多く上梓されていますが、本書は、刊行から30年を経た今なお、同ジャンルにおける最高の書籍であると思います。執筆者のほとんどは物故されましたが、それぞれ語り口や視点の違いもユニークで、何度読んでも飽きません。取り上げられた品は執筆者の「眼」が選んだ美しいものであり、成金趣味に陥らず、読み手に「えっ?これが骨董?」と思わせるところが素晴らしい。この本は1975年初版時の筒箱入りの仕様(重版分は通常の箱、91年再版時は箱なし)単行本未収録分を増補した完本の復刊(400頁以上にはなるでしょう)が実現すれば、空前の名著の誕生となります。是非一票を!!! (2004/08/09)GOOD!1
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気になります。 (2009/08/03)GOOD!0
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いろんなところで目にするので。 (2009/01/30)GOOD!0
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こんな本があるのを知りませんでした。GOOD!0
ぜひ読んでみたいです。 (2008/07/27) -
錚々たる面子ですが、藤枝静男氏の箇所が特に気になります。完全版での登場を期待します。 (2007/12/03)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2004/08/09
『骨董夜話』(白洲正子 青柳瑞穂 坂東三津五郎(八世) 細川護貞 土門拳 平山郁夫 谷川徹三 加藤楸邨 入江泰吉 益田義信 奈良本辰也 藤枝静男 北沢彪 森本孝順)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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箱崎 津郎