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マルセル著作集 全8巻+別巻

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得票数 9

著者 ガブリエル・マルセル
出版社 春秋社
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784124001594 9784124006858 9784393325216 9784393325223 9784393325230 9784393325247 9784393325254 9784393325261 9784393325278 9784393325285 9784393325292
登録日 2008/03/04
リクエストNo. 41389

リクエスト内容

フランスの哲学者・劇作家マルセルの著作集。
マルセルはヤスパースらとならぶ有神論的実存主義の代表格であり(この区別はサルトルによる)、キリスト教(カトリック)信仰に裏打ちされた思想を構築した。

(各巻のタイトル)
第1巻 形而上学日記
第2巻 存在と所有/現存と不滅
第3巻 拒絶から祈願へ
第4巻 旅する人間
第5巻 存在の神秘
第6巻 人間、この問われるもの
第7巻 戯曲・演劇の時間
第8巻 人間の尊厳
別巻 技術時代における聖なるもの

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投票コメント

全9件

  • マルセルは日本人が未だ理解し得ていない古典である。リルケに共感する心性の持主なら必ずやマルセルにも惹き入れられるであろう。同質の親密性があるからである。現在、人の魂が求めている泉の如き境位がある。狭い哲学領域を超えて人間である限りの人間に訴え浸透してゆくものがある。カトリック教義の枠を本来意識しない自由人の独立的感性と思索の賜の世界だからである。彼はどこまでも人間の魂の友であり、卑属な次元に堕ちることから防いでくれる。彼の示すものはエゴイズムではない自己愛であり、孤独における自己との対話と同質の親密さをもつ他者との対話としての他者愛である。そして究極においてこの二つの愛が同一の光の根源から生じていることの証である。驚異的な全人的教養を背景として彼は常にこの包括的根源を不可知論的謙虚さをもってわれわれの前に開こうとしている。豊かきわまりない感性的内実のなかでの彼の思索の深さは、思索的問いそのものをその問いの徹底によって自壊させるに至るほどのものであり、そのことによって、他では得られぬ思索そのものの充溢感を齎す。座右の書としての復刊は一の義務である。 (2013/12/02)
    GOOD!2
  • 新品で入手可能な邦訳著作がゼロという現状は寂しすぎます。 (2008/03/17)
    GOOD!2
  • マルセルの宗教哲学をもっと深く知るため、ぜひ購入可能な状況になってほしいから。 (2022/06/20)
    GOOD!1
  • サルトルやヤスパースに隠れがちですが、哲学の神髄(知を愛する)を体現した哲学者だと思います。いぜん古本で何冊か所持していたのですが、学びなおしたいです。 (2017/09/06)
    GOOD!1
  • せめて世界の名著クラシックスくらいで読まれるように
    すべき。著作集を出した春秋社などがセレクションみたいな形で一回作ってみたらと思うこともあります。
    でも出来れば改訂をかけて、新装版著作集として復刊
    してほしい。 (2012/01/18)
    GOOD!1

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読後レビュー

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NEWS

  • 2008/03/04
    『マルセル著作集 全8巻+別巻』(ガブリエル・マルセル)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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