新着レビュー
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黄金の七つの都市
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スウェーデンのクロスステッチ -クリスマス・カレンダー
見ているだけでうっとり
ネットで評判は聞いていたものの、実際に見たことがなく、もどかしく思っていました。最近復刊されたので、ちょっと値段が高いかと思いましたが、自分へのクリスマスプレゼントとして購入しました。
手が遅いので、たくさんは刺せないとは思いますが、見ているだけでうっとり眼福です。少しずつ刺していきたいなともいます。 -
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サンタさんからおへんじついた!?
サンタさんからお返事ついた
思い出します。三人の子どもが小学校と保育園にいたころです。この本が出て、父母会で大いに話題になりました。
各家庭の対処の方法や子どもの様子が出されました。我が家は一番上のお姉ちゃんが、「サンタはいないんだよ」としたり顔で一番下の妹に告げると、「そんなのうそだもん!」と反撃はしたものの見る見る不安な顔になっていったのが今でも目に浮かびます。
今読んでも、暖かく、やさしく子どもに接してあげた(と思っている)当時を思い出します。 -
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侍ジャイアンツ全8巻セット
これぞ王道「梶原一騎・野球漫画」
本作品の主人公の番場蛮は、子供の頃に漁師の父親が鯨に殺された・・・父親の仇を討つ為に自らも土佐で漁師をして、いつか鯨を倒すことを目標に生きてきた。
だから、番場蛮は、デカイ奴や威張った奴が大嫌いだ。
そんな中、野球で「巨人」がどでかくて気に入らないと思い、「巨人」に入って内側から巨人の腹破りをするために入団するしかし、川上監督に「内側の腹を破るより世界に目を向けろ」と言われ、己の小ささを知る。
川上監督には、すべてが見透かされていたのだ。
そして・・・
「漫画版の侍ジャイアンツ」は、「テレビアニメ版」とは異なる事がいくつかあるが、「梶原一騎」原作の王道作品だ。自分的には、「侍ジャイアンツ」を読んでから
「巨人の星」を読んだ方が初心者にはおすすめである。
「巨人の星」の方がシリアスで影がある感じする。逆に「侍ジャイアンツ」の方が、破天荒で荒くれ者な印象をうける。最後の終わりは方は衝撃的だ・・・
どちらにも共通している事は決して諦めないで挫けない心が強い事だ。
何回読んでも、心が熱くなる作品だと思う
自分的には、一番好きな野球漫画ーもちろん「テレビアニメ版」も好きな作品だ。 -
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小学館少年サンデーグラフィックうる星やつら 全巻
わが青春のアイテムのひとつ。
ファンによるファンのための、うる星マニアック本。TV版、劇場版をバッチリ特集されている。特に1巻は他の巻よりも圧倒的に原作色が強く、おすすめ。因みに、私はこの1巻のみ手に入らなかったため、友人に借りてみました(泣)。
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だから僕は… 増補改訂版
だから、僕は・・・読んだ。
昔の富野良幸時代を知るには、必読の書。
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ラ・ヴィアン・ローズ
!!!
本仁戻さんと山藍紫妃子さんのコラボ・・・。たまりません。期待が高まります。祝・復刊!
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そらまめくんとながいながいまめ
子供が豆好きに
この話の中にはいろんな豆くん達が登場するので、豆があまり好きでなかった息子もこの本のおかげで豆を好きになってよく食べるようになりました。私自身、この話で「さんじゃくまめ」という種類の豆を初めて知りました。さんじゃくまめのすべり台が子供達のお気に入りです。
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竜の夢その他の夢 -夢みる惑星ノート- <佐藤史生コレクション>
ぜひ「竜の姫君」も!
とうとう第四弾ですね! しかし確か後日譚としては「アリスブック1」の「竜の姫君」もあったはず…。もう間に合わないとは思いますが、なんとか収録いただけると嬉しいのですが。それとも、「夢見る惑星」を<佐藤史生コレクション>で刊行する際には両方とも収録予定とかだったりするのでしょうか!? いずれにせよその時は予約しますよ〜!
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ガブルくんとコウモリオニ -改訂版-
食べてみたい
こちらでこの本のことを知り、早速購入して子供たちに読み聞かせしたところ大変好評でした。「チョコラボンボンってどんな食べ物なの?」「僕も食べてみたい!」等と大盛り上がり。太りすぎて飛べなくなったコウモリオニにもウケていました。
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だいすきシルバニア vol.2
世代を超えて楽しめます。
お洋服はもちろん、空き箱を利用したお家や家具、紙粘土のデザートなどが載っています。
シルバニアにハマっている人、お子様のために作ってあげたい方など、世代を超えて楽しめるかと思います。
他のお人形にも活用できそうな作品もありますし、
人気の高いシルバニアですので、絶版は勿体ないと思います。
シリーズで復刊してほしいです。 -
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お登勢(正・続)
美しい話です
とにかくお登勢が美しいと思いました。そのまっすぐで正直な生き方は美しすぎて、日々いじけたりひがんだりすねたり…の身には眩しすぎるのですが、嫌じゃないのです。素直に憧れ、素直に励まされる、そんな小説でした。
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MASTERキートン 1 完全版
入りはアニメからでした
主人公が一見さえない中年男性だが、経歴でえたスキルを生かし物事を解決していく基本一話完結の短編ストーリーです。浦沢作品特有の人間ドラマがよく、一話一話心に残るものがあるとおもいます。扱ってる題材から地味に感じる部分もありあわない人はいるかもしれません。
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世界史ノートⅠ
駿台80周年記念誌掲載文(参考)
世界史科 村山先生
80年史を刊行するので一文を寄せてほしいとのこと。そこで参考資料に集められた沢山のアンケートに目を通した。拝見してたいへん感動したのは、30有余年も前にここで学んだ諸君の中に私の拙い講義を未だに記憶に止めている方が少なくないということである。それは昭和30年代から40年代にかけてのことで、私の名前を記憶して下さっているだけでも望外であり、「冥利に尽きる」というのほかない。
瞑目するとあの教室を埋め尽くした少年群、質問と称して次々とやって来てさまざまな無理難題をもちかけた紅顔の少年たちの白皙の面影が目に泛ぶ。私の印象に残っている学生諸君はおしなべてたいへん行儀がよく、言葉遣いが丁寧で、何よりも清潔な感じの諸君が多かった。(ホントかね?)という声がきこえるようであるが、私はことさらに美化しているわけではない。私が講義を担当した期間、無論例外もあったと思うが、ほぼこの印象を裏切られたことはない。わがままな私がともかくこれだけの長い期間、何とか無事に講義を続行できたのは、一にも二にも聴講の諸君たちによってかもし出だされた雰囲気のたまものである。この人たちの目の光りにこたえるよう充分準備して全力投球しようという決心になったのだから不思議である。教師対学生のこうした状態が禅の「さい啄一機」という境地に近いのではなかろうか。
私は毎週講義のはじめに、相手がそれをきくことで目が覚めるようなおもいをする一つのトピックを提供することにした。そのトピックで否応なしに相手に「知的緊張」を強制するのである。結果としてはこれがたいへん奏効したようであるが、しかしこの方法が成功するためには私自身が事前に充分に準備しなければならない。たかのしれた予備校の講義くらいに大仰のことを言うな、とある友人に嗤われたことを、いまはじめて告白しよう。私は長い人生航路でいろいろな高校・大学(国立・私立)で講義も講演も引きうけたが、一番こわかったのはここ駿台生との勝負であった。(そう、いまでも私は教育の本質は一種のさい啄一機だと確信する)
それでは毎週講義のはじめにどのようなトピックをとりあげ、それをどのように発展させていくか、一つだけ具体的に例示してみる。最近(97年11月)日本とロシアの首脳が会談した「クラスノヤルスク」というシベリアの一都市がある。日本とロシアの間に介在する未解決の重要問題の一つは領土問題である。そして国境紛争、領土の画定、という問題は古来世界史上の大きなテーマである。
この機会に関連する事項を少し復習してみよう。そこで私が質問する。(ばあいによっては最前列に座っている諸君の一人、仮にA君を指名する)とたんに教室がしーんとしてしずまりかえる、緊張を強制される所以。
(1)中国がはじめてロシアに対して対等の立場で結んだ国境に関する条約名を言って下さい。(答、1689年ネルチンスク条約)。次はB君に(2)そのときのロシア皇帝は?(答、ピョトル大帝)。中国の王朝名と皇帝は?(答、清/聖祖康熙帝)という具合にたたみかけるともう教室はそれこそしずかなること林の如し、である。ついでに「アイグン条約」と「北京条約」は?というようにロシアの東方進出プロセスを少しまとめてみるわけである。こうしてある程度諸君との交流がすすんできた結果、分かったのは概して諸君の勉強は地域で言えば内陸アジア(中央アジア)、西アジアについて不足している。時間的にみれば近現代、ことに現代史の部分に欠落がある。そこでこれを補強する意味で冬期講習15時間をこれに充当することにした。共同通信社と提携して最新の史料をもらって教材を作成したり、苦心したが企画としてはよかったと思っている。
神田孝夫先生に「あなたはカリスマ的教祖だよ、ここをやめて一派を開いたら」とからかわれたことがある。神田孝夫先生は世界史の参謀役ー。東大美学出身、いつも適切な助言をして下さった敬愛する恩人。世界史が好評をうけたとすればこの神田先生のご指導が大きい。天才的な頭脳の持主。平成8年9月に亡くなられた。不世出といわれた碩学、神田喜一郎先生令息。以下字数の関係で略。(平成9年11月10日 記) -
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英文法解説
英文法解説は名著
江川さんの英文法解説は多くの英語学習者、英語教育者、翻訳者などが持っている本です。初版は1953年ですが、全く内容は色褪せません。学べる内容は細かい英文法で、名詞、代名詞、形容詞、冠詞、副詞、否定、比較、動詞、時制、仮定法、受動態、助動詞、準動詞、接続詞、前置詞、疑問文と命令文、話法、特殊構文などとなっています。大事なことはすべて押さえてあると言える内容なので、分からないことがあればこの本で調べて下さい。大体のことは載っています。また英文に対する日本語訳も良いので、翻訳学習者にも大変参考になります。英語に関わっている人なら絶対持っておかなければならない本です。
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スーパーカーコンプリートファイル 「ランチア・ストラトス」(仮)
保存版にぜひ一冊
ランチア・ストラトスのファンにとってはたまらない一冊です。
かなりマニアックな内容となっており、保存版としてぜひ揃えておきたい書籍です。
もう一冊ほしいです。 -
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パンのみによるにあらず
個人の自由が進歩のカギである
タイトルは新約聖書マタイ伝第4章の一節にもとづく。
主人公ロパートキンは、中学(日本で言えば高校)の物理教師だったが、工場見学に行ったとき、鉄パイプをまるきり手工業的に製造していたのを見て、シリンダーに溶けた鉄を流し込んで回転させ、遠心力で薄く延ばすことでパイプを製造する方法を思いつく。彼は独学で機械図案の製図を学び、自分のアイデアを製図して、国立鋳造機設計研究所に提案した。
ところが、従来の製法よりも20倍の生産が見込める彼の新発明機械は却下されてしまう。
その生活がパイプ製造に結びついている人たちの大きなグループがあり、自分たちの利益を損なうような提案を斥ける仕組みができていたのだ。技術省次官シューチコフはロパートキンにこう説明した。
「その連中はなにかこう、どえらいスキタイ人の町みたいなものをこしらえましてね、そいつに壁を張りめぐらして、マルサス流に暮らしてるわけですよ。その町は見えませんが、それは存在しているんです!キーチェジの町みたいに、ほんとにそうなんですよ!」
キーチェジというのは、ロシアの昔話で、神の思し召しで湖底に沈められ、派閥的宗門の人たちが当局の追及を逃れて平穏無事に暮らしたという空想の町のことです。
新発明が却下されても、ロパートキンは、物理教師に戻って月並みな生活を営む道を選ばなかった。
「人間はこってりした食事や安楽欲しさに侮辱を忍んだり、うそをついたり、裏切ったりするために生まれたのではない。太陽にあたためられた虫のよろこびは、人間の運命ではない」
人はパンのみで生きるものではなく、人間らしい、生きるよろこびの感じられる仕事をして生きるのだ。
パイプの大量生産は国家的要請であり、ロパートキンの機械に着目して発注する工場長がいた。これが漏れると例のキーチェジの大学者たちの邪魔が入るので「国家機密」ということにして厳秘で作業が進められた。ところが、ささいなことでロパートキンは国家機密漏えい罪で訴えられ、シベリア送りになってしまう。
これを読んで、日本の「原子力ムラ」の話しを思い出した。その村には、原子力に寄生して利益を得ている学者や電力会社、官僚が暮らしている。どれほど科学的に正しいことでも、その村の利益を損なう提案は認められない。村の利益を損なうと考えられた者は、県知事であっても冤罪をでっち上げられて「塀の中」へ追放される。
ソ連のように、国営企業以外が認められず、官僚の許可なしに新発明を実現する道のない国ではこうしたことがまかり通ってしまうのだ。
かつて軍部が全体主義を鼓吹したとき、憲法学者美濃部達吉博士は
「個人主義および自由主義は、明治維新以来のわが帝国の大国是であって、維新のはじめにおいて、すでに各国人を封建的主従関係から解放し、家禄世襲の制を廃し、
各個人の自由を尊重し、各個人をして自由に自己の職業を選択することを得せしめ、文武の官職もまた各個人をして自己の材能に応じて等しくこれに就くことを得せしめ」たことを指摘し、さらに「明治維新以来世界の驚異となったわが国の急速なる進歩は、主としてはこの個人主義、自由主義の賜ものにほかならない。(中略)個人的な自由こそ実に創造の父であり、文化の母である」と述べた。
もしも、東電以外に発電する自由が認められていたらどうだったろうか?津波の危険性を指摘する学者は震災前からいたのだ。
福島第1原発の被害総額は賠償だけで十数兆円、これと収束の費用、解体撤去の費用、除染をして再び人が住めるようにする費用、これらを足し合わせると50兆円では済まないだろうと言われている。これに対し、東電の年間売り上げはわずか5兆円。年間売り上げ5兆円の企業が1度に50兆円の損失を出したら、普通倒産する。複数企業が発電事業をしていたら、1件の事故で倒産するようなリスクを東電は冒しただろうか?
東電以外の発電会社が火力発電所を設けていて、震災後早期に発電量を増やして計画停電などの事態を避けるように活動していたら、東電は倒産し、原発に手を出さなかった企業が業績を伸ばすことになっていただろう。
復刊してほしい1冊です。 -
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黒い子守歌
これって同人誌?
同人誌で和田先生と新谷先生のコラボは見たことしかありません。
是非是非欲しいです -
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ばらとゆびわ
「虚栄の市」のサッカレーが書いた児童文学
数年前に岩波少年文庫から刈田元司氏の翻訳で復刊されましたが(表記は「バラとゆびわ」)、私は日本書房から刊行された村岡花子さん訳で、この作品に出会いました。
イギリスの作家らしい、なんとも風刺とユーモアの効いたストーリーで、大人が読んでも楽しめる御伽噺だと思います。
藤子不二雄A氏の「まんが道」にも登場する作品です。
最も心に残る作品のひとつです。
まだ娘が幼かった頃に熱心に見ていたアニメの原作で
娘を連れて立ち寄った図書館で偶然見つけて、
せがまれて一緒に読んだ思い出の一冊です。
青少年向けの作品かと思いますが、
非常に感銘を受ける内容でした。
当時気づいた時には既に絶版で手に入らず
残念に思っていたものに、こうして年月を経て再会でき
じっくり読み返すことができたことは
親子共々にとても感慨深いものがありました。
以下、所謂ネタバレになってしまうかもしれませんが、
私なりの感想です。
主人公の少年が、思いもよらない成り行きから
黄金郷探しという時代の波に巻き込まれ、
戸惑い葛藤しつつも、次第に自らも黄金熱にとりつかれて
自分自身を見失い、一番大切であったはずの人を失い、
体力の限界にまで追い詰められても後戻りできない程に
引きずり込まれていきますが、破滅の一歩手前で
ずっと黄金を捨てるように諭し続けながら、最後まで共に
いてくれた人の死に直面して我に返り、
黄金を捨て去ることで悪夢のような呪縛から解放されます。
しかしそのことによって、当時新大陸を植民地支配していた
スペイン国王に納めるべき、「手に入れた黄金の5分の1」の
税を横領した罪に問われて裁判にかけられ、下手をすれば
実質的に終身刑にもなりかねない危機に直面してしまいます。
少年が放棄した莫大な黄金をめぐる、多くの人々の思惑が
交錯する中、少年は自らの知恵と工夫で
司法取引ともいえる犠牲を払うことにより、
自らの人生を守り、取り戻す入り口に辿り着くまでの物語が
裁判の進行の記録と、黄金をめぐる冒険の思い出を
交互に綴る形で、少年自身の物静かな語り口を通して
描かれています。
特に少年が最後に思い至る心境には、深い感銘を覚えます。
これほどの名作が、なぜ長らく絶版になっていたのか・・・
私見ですが、その原因のひとつには、作者の、
地味ともいえるほど堅実な筆致が関係しているような
気がします。
多分そのせいで、スリリングな冒険の数々が
描かれているにも関わらず、よほど活字好きの人でないと、
読むのに骨が折れると感じてしまうのかもしれません。
しかし、それ故に、人が生きる上で大切なことは何かという
ことを深く考えさせてくれる名作なのではないでしょうか。