資料として。

本の楽しみ方の一つに昔の作品への共感という回顧的というか、簡単に言えば懐かしむことがある。
本書のタイトルからしてなつかしむ本であると思う。
ガンダムがメインだけれど、当時のアニメ界隈のことも書かれていて、その懐かしさは一層高まった。
とくに、掲載写真で、P27にあったアニメックの販売広告には、たしかに少ない小遣いをはたいてセル画を買ったし、ロマンアルバム誌では足らず設定資料集も買った、そんな懐かしさが沸き上がった。
そういう意味でも、単なる読物としてだけではなくて資料的なモノとして価値は十二分にあると感じた。

最高ですよ

小松崎茂先生最高ですよ

最高ですよ

小松崎茂先生最高ですよ

貴重すぎる

壱加さんイラストの貴重なアクスタ！
同封されているカードには原画イラストもあり素晴らしい商品です。

ウオン　ウオン　ウオン

ワグナス！！

思っていた以上に面白かったぞ！


さて、ゲームプレイ経験ありで、漫画版はネタとして知っていた人間ですが、初めてちゃんと読んでみて面白かったです。
伝承相手やパーティーメンバーの選択に感心したり、驚いたりでした。
特に最終メンバーの一人について、その設定と装いに脱帽しました。

偉大なる帝国とうるわしきアバロンの詩を詩人となって語り継ぎましょう。

思い出がよみがえる作品

幼稚園から小学生頃の作品で、当時単行本も持っていました。
とても懐かしく、当時の思い出が如実によみがえってきます。
ガシャポンの機竜士が塩ビで、守護竜がメッキのプラ製だったなあとか。

昔の作品ながらの展開の速さがいい味を出しています。
そして、改めて見ると友杉先生の画力の高さに驚嘆しました。

単行本で読めなかった星勇士の物語が読めて、約30年を経て自分の中のガンドランダーにピリオドが打てたのが感無量でした。

読んだことのある人は是非読み返してほしいですし、未読の方にもストーリーも王道でよいですが、各戦士の元ネタ探しの楽しみがあるなどオススメです。

ムック本…というより推し活本？

ムック本の老舗、てれびくん愛蔵版シリーズからウルトラマンZが刊行。
前半、カラーページは児童向けヒーロー百科、モノクロページ以降は大人向けの資料本という体裁を取っているのは従来通り。

メイン監督の性質なのか、ウルトラマンZのファン層に由来するのか、やたら押しが強いというか、オタクの早口語りを聞かされている感覚というか、暑苦しい。かつての、作品とは一定の距離感を保っていたスタッフインタビューとは一線を画している。ただ、昔はスタッフ自身が作品と一線を引いていたという前提があるが、今はスタッフ自体がオタクであるので、むべなるかな。熱狂的なファン向けに作られており、かなり読み手を選ぶムックだと思う。終始、「好きの押し売り感が強いな…」という感想である。

中野貴雄の二次創作小説は本作の前日譚にあたるストーリーのようだが、裏設定（本作以前にグルジオライデンが地球に飛来したことで地球防衛軍が巨大ロボの開発に着手、ヘビクラがその実験事故でジャグラーと入れ替わった）を理解したうえで読む（＝本作を通読したうえで読む）、ことが前提となっている。その点で、仮面ライダー剣の會川氏による後日談とは大きく性質が異なる。
おそらく、本書はその豪華版である「ストレイジBOX」の購入者が心の完成形をお目にかけられるのだろう。

今こそ復刊を！！

今年2025年は今敏監督の「パーフェクトブルー」が何度もリバイバル上映されて、とても盛況でした！　そして毎回思いますが若い20代の学生のようなひとたちがとても多いです。
確実に認知されていてそういった層は情報を求めています。
来年2026年には「パプリカ」の4K上映も予定されています。
復刊するなら今、このタイミングです！
何卒よろしくお願いいたします

Wizardryコミックの名作

Wizardryヴァリアンツダフネをプレイしていますが、Wizardryファンでこの作品を知らない人が可哀想なので是非見てもらいたい

素晴らしい

小松崎先生、石原先生など子供の頃にドキドキしながら読んだ事がフラッシュバックしました。大変素晴らしい本です

本当に図鑑でした

配達された時にずっしり重いので中身確認したら本当に図鑑でした。
老眼なので写真が多くて文字が大きいのは読みやすく、中身も色々と興味深いです。
戦隊シリーズが終わるのでちょうどいいタイミングでした！

ダキニ復権のために

雄山閣より刊行された新版『ダキニ天信仰と俗信』のレビューです。
ダキニ（ダーキニー、荼吉尼天）のオリジンは地母神ダーキンとされます。その後、暗黒神マハーカーラ（大黒天）の眷属となり、日本においては「狐が化かす」ことからダキニは悪神・邪神と結びつくようになりました。
マハーカーラが大国主命と結びつき福の神・大黒様となったことを考えると大きな違いです。
著者はダキニのルーツをたどりつつダキニの復権を望んでおられます。本書の復刊がダキニ信仰につながるよう語り継ぎましょう。

記念碑的作品

本件はGOTより刊行された新装版『イヴとイヴたち』のレビューです。
百合姫判に比べサイズが小さくなっていますが、2作の作品が追加で収録されトータルではお得になっているはずです。何よりも電子配信もなくなっていたので再び読めることが一番でしょう。
さて著者は主に成人向け作品で活躍されており（2作品が元々成人向けアンソロジーに収録されたもの）、先生が連載されていた頃から『百合姫』誌上でもアダルティな描写が増えたように思います。
そういった記念碑的な作品であることももちろんですが、百合SF・日常系百合としても楽しめる作品が多いので、ぜひ手に取って下さい。

買わずにはいられないミッシング・ピーシズ

没後36年、生誕97年の今でも、未発表原稿が発見され、それがニュースになるのは、いかに手塚治虫が偉大かということの証だ。この天才の新たな足跡が発見されたとなると、買わずにはいられない。熱狂的な手塚ファンとしては、もう、ミッシング・ピーシズシリーズからは逃れられない。

私にとっては大好きな作品

生まれ育ちが北海道の夕張市という炭鉱街だったこともあり、シュマリは大好きな作品だ。オリジナルの豪華本で読み返してみて、ますます好きになった。解説の森晴路一、黒沢哲哉、尾崎秀樹、みなもと太郎、中川裕一のどれも素晴らしく、満足のいく内容だった。1つだけ難をいえば、アニメのようなトビラ絵を、もう少し大きく再掲していただきたかった。

私のバイブル！

2025年現在、自分自身が挫けそうになった時、読むと力づけられる、私の大切な聖書のような存在になっている本です。
本が出された当初は、自分自身が幼すぎて、内容を深く噛み砕くことはできませんでしたが、大人になるにつれて、ますます心に響く本となってきました！

もしも

生きておられて、漫画を描き続けておられたら、どんな展開になったのでしょう。。。

ひと通り読んだ感想

B5サイズで筆使いがよくわかります。
大きくて見応えがありました。やはり、見慣れている文庫本は小さいです。
話数が全集（電子書籍）と違うとが、途中で気づき、こちらでも再編集してるだと感じました。
カラー扉絵も良かったです。

読めました！

リクエストを出した後、国会図書館デジタルコレクションで無料で読めることに気づきました。自分や特定の誰かが読む目的には事足りるでしょう。
https://dl.ndl.go.jp/pid/1630806 →「利用者登録する」

読んでみて、やはり記憶どおり面白く、多くの子どもに読ませたい力をもち、旧訳のままでも通用する、復刊にふさわしい本だという思いを新たにしました。原著も入手し、かなりの割愛があると知った今でもなお。

一方で、細部の古臭さが気になるとか割愛された部分も面白いのに惜しいとかお考えの翻訳家の皆さまには、ぜひ新訳をご検討いただければとも思います。

オリバー・ツイスト 上・下

チャールズ・ディケンズの本作品は、物語の中に産業革命期の貧富の状況を隈なく捉え示してくれた。あらゆる苦難を超えて結果的に幸せになる主人公。他の作品もそうだが、ハッピーエンドで締めくくったディケンズの作風にはいつも感心します。そして、山崎百合子女史の挿入絵が作品を引き締めています。