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大絶画さんのページ

復刊リクエスト投票

  • 禅海一瀾

    【著者】今北洪川老師

    儒学者であった著者が儒教と仏教の一致を説いた作品です。後世に遺す価値があると思います。(2021/11/26)
  • ふわり!どんぱっち全3巻&ほんのり!どんぱっち

    【著者】澤井啓夫

    電子化されていますが、『ボーボボ』という作品が好きなので、ぜひ紙の本で所持したいです。
    なお「ほんのり」の最終回は本編のファンに物議を醸しましたが、それも含め受け入れたいです。(2021/11/26)
  • 清沢満之集(岩波文庫 青127-2)

    【著者】安冨信哉編 , 山本伸裕校注

    最近、異彩の宗教家・清沢満之氏の名前を知りました。
    実家は他宗派ではありますが、清沢氏の絶対他力思想を学びたいです。(2021/11/25)
  • 改訳 科学と方法(岩波文庫 青902-2)

    【著者】ポアンカレ著 吉田洋一訳

    ポアンカレ四部作はつねに手に入るようにしたいです。(2021/11/24)
  • 超人機メタルダー

    【著者】きむらひでふみ

    雑誌に発表された短編などまとめて出版していただければと思います。(2021/11/23)

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レビュー

  • 摧邪輪

    明恵

    信と行

    岩波書店刊『日本思想体系 鎌倉旧仏教』収録の「摧邪輪」のレビューです。本書には全3巻の原文が収録されていますが、書き下しは上巻のみです。しかし明恵房高弁の批判の要旨は書かれていると思いますので、参考にしていただければと思います。
    さて高弁の批判を一言で申せば「菩提心(利他心、信仰)の伴わない行(念仏)に意味はあるのか」に尽きると思います。この点について浄土教側の主張は「信仰があるから念仏を唱えるのだ」となるでしょう。
    しかし高弁の主張も浄土教側の経典である浄土三部経を根拠に展開されます。どちらが勝者か読者に判断を委ねますが、法然の高弟であり高弁と同年代であった親鸞にとって自らの存在意義を懸けた戦い出会ったでしょう。
    親鸞は後に『教行信証』を著し、題名からも「“教”えがあり、“行”となり、“信”仰を育み、“証”(さとり)を得る」と示しました。『教行信証』と同様『摧邪輪』も現代語訳する価値があると考えます。(2021/11/25)

  • 禅の心髄 無門関

    安谷白雲

    禅の心髄

    岩波文庫『無門関』だけで奥深さが理解できなかっため購入しました。
    解説も冗長すぎずシンプルですが、著者が禅行者であるためか実際に問答を挑まれているような気持ちになります。
    『無門関』の解説書は数多く出ていますが、“禅の心髄”を体現した一冊だと思います。(2021/03/08)

  • 新装版 世論と群集

    ガブリエル・タルド 著 / 稲葉三千男 訳

    群衆の時代に

    もう20年ほど前になります。それまで高校の授業などでパソコンに触れたことはありましたが、大学の生協でパソコンを買いインターネットに触れました。
    そして漠然とではありますが「ネットが発達して世界中の人と触れ合えれば世界はよくなっていくだろう」と考えていました。
    当時はネット社会を賛美するようなドラマが多かったと思います。

    タルドが生きた19世紀の最新メディアは新聞です。世界初の新聞が発行されたのは17世紀で、その後フランス革命など多くの社会運動で世論形成に役立ってきました。タルドも私が漠然と感じていたことを(文字通り情報量は桁違いに小さいのですが)新聞に見出していたのかもしれません。
    しかし光(希望)があるところには影(絶望)もあります。たとえばル・ボンは群衆の無秩序な力を恐れ、後世のリップマンは『世論』・『幻の公衆』でタルドのような理想に警鐘を鳴らしました。

    話を現代に戻すとここ20年の変化を見ても、私たちがやり取りしている情報量は何桁も(何倍ではなく)上がっているといっていいでしょう。SNSや情報機器は発達し、これまで大手マスメディアなどが一方的に情報を配信するという状況は崩れつつあります。事故や事件が起きると視聴者がスマホで撮影したという動画が流れることも珍しくありません。
    いっぽうで掲示板などで(自分も含め)利用者のごく一部とはいえ偏狭で高慢な意見を目にするたび暗い気持ちになります。
    今後も私たちがやり取りできる情報量は飛躍的に上昇していくことでしょう。メディアへの対応を見直す意味で本作をはじめとするメディア論が古くなることはないのかもしれません。(2019/06/17)

  • ユング心理学からみた子どもの深層

    秋山さと子

    死と再生の物語

    この本を初めて読んだのは十数年前、学部生の頃だったと思います。その時は「成人式を迎えたら大人になるだろう」と漠然と考えていましたし、この本を読んだ後もその印象は大きく変わっていなかったと思います。
    現在になって改めて読み直してみると、本書で紹介されている子供たちの再生の物語にあの時以上に圧倒されます。それは私自身が彼らのほどではないにせよ、再生の物語を紡ぎ出そうとしているからかもしれません。
    詳細は述べませんが、私の現状は十数年前に考えていたほど明るくはなく、現在は立ち直ってきましたが何度となく死を考えてきました。
    著者は「子供の気持ちを理解してよりよい大人になってほしい」と再三述べていますが、この言葉は教師やスクールワーカーなど子供と向き合う仕事をしている方だけに向けられているのではないと思います。
    すでに再生を終えた方、いままさに再生に向かおうという方に読んでいただきたいです。(2019/03/25)

  • 心理療法の光と影

    A.グッゲンビュール・クレイグ

    患者の立場から

    本作は主にカウンセラー(心理療法家)の立場から書かれていますが、患者の立場で読んでも有益だと考えます。
    本作にはカウンセラーに限らずソーシャルワーカー、ひいては弱者と向き合う人たちが陥りやすい様々な事例が紹介されています。
    それは患者にとっても他人ごとではないでしょう。

    私は足掛け3・4年カウンセリングを受けていました。
    詳細は省きますが、当初は効果も高く自分でも「治ってきた」という実感があったのですが、徐々に通院することが苦痛になっていきました。
    そこで数か月中断してはまた通院して…をくり返し、2年前のカウンセリングを最後に現在は通院していません。
    完治したのか断定はできませんが、現在は多少の波はあるものの出勤日に出勤し、定時まで働けています。

    あの時、私に起こったことを考えるならカウンセラーに「いんちき医者」の影を見ていたのかもしれません。とにかく「なぜ私がこんなに苦しいのに気付いてくれないのか」・「わざと治療を長引かせているのではないか」という気持ちでいっぱいでした。
    いまだったら別の観点から見れるかもしれません。(2019/03/12)

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