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著者 | 柴山全慶 工藤智光 編 |
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出版社 | 創元社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784422141053 |
登録日 | 2018/12/27 |
リクエストNo. | 67737 |
リクエスト内容
古人の公案四十八則を評釈した古典『無門関』は汲めども尽きぬ禅の泉である。好評を得た故老師の米国の大学における『無門関』講話の日本語訳。
【刊行年】初版1977・最終版2006年
【判型】B6【頁数】540頁
【価格】予価4320円(本体4000円)
読後レビュー
全1件
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光を求めて
柴山師は禅的体験をしばしば「深い絶望を超えるような体験」とおっしゃっています。またいたずらに公案を思弁的・倫理的に解釈することを戒めています。
本書はもともとアメリカの知識層に向けた提唱が元になっています。たとえば一見すると罵倒としか思えない無門師の先師への賞賛であり、禅の初心者が躓くであろう部分を補足していますが、決して回答が示されていません。それは読者が全存在を傾けて導き出すものでありましょう。
『無門関』の解説書はいくつかあります。自分の師や宗派に合せて選ぶのがベストとは思いますが、そういった縁のない方は本書を手にするのがいいでしょう。どうか一筋の光が得られんことを。 (2025/08/27)
タイトル | 価格 | サイト |
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柴山全慶 無門関講話 | 4,400円 | アマゾン |
NEWS
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2019/03/28
『柴山全慶 無門関講話』復刊決定!
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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大絶画