新着レビュー
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悪魔くん 貸本版
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電脳コイル ビジュアルコレクション
テレビアニメの枠を超えている作品
放映当時は知らず、後になってレンタルで一気に見て驚愕した口です。
おかげで当時近所の本屋で売れ残っていたこの本を衝動買いしてしまいました。
脚本、作画、演出と全てがハイレベルで、ジャパニーズアニメーションの神髄を感じさせてくれる希有な作品です。
個人的にはこの作品はテレビシリーズとして非常に質の高い脚本に評価がなされるべき思っていますが、その脚本を表現の面で支えた作画がずば抜けて素晴らしいのもまた事実です。
90年代を代表するアニメーターである磯氏のアニメーション作家としての実力が遺憾なく発揮されており、また監督の下に集まった日本を代表するアニメーター達の力が作品中隅々まで惜しげもなく披露されています。
どのシーンをとっても計算されたレイアウトと素晴らしい作画・美術で、絵を見ているだけでもほれぼれする作品です。
この本はその中から監督と作画監督が厳選したカットを掲載した原画集。
解説にもあるように一般の方が見てもわかりにくいジャンルの本ですが、多少絵がわかったり、アニメーションの知識がある方が見ると、その密度の高さや質の高さに驚かれることでしょう。
特にアニメーター志望の方々には原画の横にタイムシートがついているので、DVDで動きを見ながらそのシーンがどういうタイミングで描かれているのかを勉強できます。
当代一流のアニメーター達がどのような計算で動きを作り上げているのか研究することができるのも、この本のよいところです。
オークションでは驚くほどのプレミアがついていたこの本。
アニメーションに興味がある人はもちろん、その道に進もうと考えている人には日本のアニメーションがどのようなレベルにあるのか、何を目指すべきなのかを視覚的に理解できる最良の本だと思います。
この機会に正規の価格で手に入れられるのは幸運なのではないでしょうか。
星の数ほどあるアニメーション原画集の中から、この本が復刊された意味はとても大きいと思います。 -
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ブッダ 《オリジナル版》 復刻大全集 全10巻
感動の作品です
手塚先生の作品の中では、火の鳥と並ぶ感動作です。私にとってはブッダの方がテーマが分かりやすくて好きです。私が読んだのはずいぶんと昔ですが、最近アニメ化もされましたし、これを機会にいろんな方が読んで下さって、感動を分かち合えたら素晴らしいと思います。
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MASTERキートン 3 完全版
有益な知識、無駄な知識をふやせます
日本に住んでいれば全く必要ない武器の扱い方や特性の一部などを知れます。
そんな無駄知識だけではなく、災害時に役立つサバイバル術や化学・地理・歴史・美術などの実用的な知識もふんだんに盛り込まれているので実用書としても役立ちますよ。
広く浅くいろんな知識がちりばめられているので、そこを入り口にして知識を広げる足掛かり的な本になります。
雑学・うんちく好きの人にもお勧めです。 -
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ナチュラルガーデニング ベストセレクション
読みたい
これはぜひ読んでみたい
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【バーゲンブック】極悪伝 みなもと太郎の任侠・男の劇場
ある意味刺激的?
ハチャメチャお下劣ナンセンス集である。下ネタ、ホモネタと品性をいかに貶めるかという意味では過激なナンセンスギャグの連続攻撃にあきれつつ、気がついたらその毒性にやみつきになってるかも…。好き嫌いは分かれるとは思うが、下手なんだかうまいんだかわからないタッチがある意味刺激的。
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大草原の『小さな家の料理の本』 ローラ・インガルス一家の物語から
作るのはアレでも。。
材料が素朴すぎてなかなか手に入らない。
真似たことあるけど、キャロラインかぁさん、あってるかどうか。。
ピクルスあたりは、やり易そうです。
それでも自分のアレンジがどうしても入ります。
こんなにスーパーとか発達しているのに。。と、不思議な気もするんですが、材料を正確に揃えて作るとなると、かなり高額になりそうです。そのままのレシピではなかなか作れません。
かなりの量が作れてしまいそうなので、その後の保管方法も、日本みたいなお天気の国では難しいかな と 思ったりします。
でも眺めているだけでおいしそう。
実際作れたとして、おいしいと思うかも。。。ひょっとしたらローラたちと違うかもしれないけど、とにかくおいしそうに見えるお話。
シリーズ全般の料理の部分だけ抜粋して、前後ストーリーも読めるからとにかく楽しいです。。。読んでいるとお腹がすいちゃうんだけど。。 -
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アブホーセン 聖賢の絆(古王国記)
チャーターとフリーマジック、不評の犬
…さて、サメス王子と同行するモゲットと好対照をなすのが、ライラエルの友「不評の犬」である。モゲットとの関わりを考えるとき、この存在もまた非常に興味深い。
創世、チャーターの秩序によって世界が成り立つ以前→以後は、カオス→コスモスであるという印象を受ける。
こう考えると、チャーター魔術とは、世界に流れる気のエネルギーを、倫理を旨とした秩序の力の流れに束ねたもの、フリーマジックとは、そこからはみ出てしまった邪悪なる力、という図式が見えてくる。
モゲットは、創世以前の古きもの、善悪を超えたカオス時点からのフリーマジックの存在でありながら、無理やりチャーターの拘束の首輪に縛られた体をなしており、自由で純粋なエネルギー体であるはずの自分が、アブホーセンの力によって下僕とされ、白猫の形に押し込められたことを、激しく恨んでいる。秩序の首輪が外されたとたんに本来の力を邪悪なフリーマジックの形として取り戻し、アブホーセンにむけて牙をむく、危険な存在となるのは、そのためだ。
だが、彼の魅力的なキャラクターは、限りある生命のかたちに拘束された白猫としての形の己をも楽しんでいる、秩序を(チャーター)を、拘束するものとしては憎みながらも、それ自体は愛している、というアンビヴァレンツに由来している。固定された概念、観念としての善にも悪にも、決して捕らわれることのない、その徹底した「自然」という立脚点。
解放されたら、盲目的に荒らぶる神となってしまう自分を、再び拘束してくれ、と願うような不可思議な行動を採る彼のありよう、そこには、コスモスとしての秩序に縛られた限りある命の形の喜びへの愛、(けれど本来のカオスな無限の力と自由への憧れを失えない)という、まっすぐでありながら矛盾を孕んだ、たまらない魅力がある。
モゲットとは犬猿の仲「不評の犬」の存在の形は、これとは異なる。
彼女はやはりチャーター以前の原初のエネルギー体としてのフリーマジックとチャーターの混合体としてその存在を成り立たせているのだが、モゲットのように、チャーターに拘束されているのではなく、本来の、チャーターとフリーマジックが、善でも悪でもない、ひとつの始源であったところのエネルギーの混沌としての形をもっている。
換言すれば、それは、チャーター以前であり、チャーターの生まれ出ずる、そのアルケー、その源、その意志である、ということができるだろう。種明かしをすれば、彼女は、創世の力七聖賢の内のひとり、キベスであったものなのだ。
彼女は、何故、他の聖賢たちのように、創世された世界に瀰漫する要素としてその人格としての存在を散らさず、ライラエルに託された予言の中に犬の姿として蘇ることをひそやかに謀っていたのか。
答えは次のようなところにある。
魔術的存在であり、生きるために食べる必要はないのに、彼女はライラエルに食べ物をねだる。彼女はこういうのだ。「食べるのが好きなんですよ。」
モゲットとおなじだ。生命の、その限りある形が、好きなのだ。モゲットとのやりあいは、まるできかんぼうの弟と姉である。
常に、カオスとコスモスの狭間に接した「古きもの」。
秩序への意志を重んじてみせる代表する犬と、荒ぶる面を代表してみせるモゲット。同じ要素を表裏一体のものとしてもちながら、彼らはまるで、荒ぶる神スサノオと秩序の神アマテラスの姉弟さながらの関係にある。
…さて、この「犬」を生じさせたライラエルである。
先見の種族の中に生まれながらその能力を持たず、代わりに唯一無二の過去見の能力を持つことになるライラエルは、創世記の神話、預言のその力が尽きてしまうひとつの滅びのときにうまれ、先見が効かなくなる時代に、過去から汲み取った新しい未来への手立て、その意志と希望を、次の新たな時代のために見つけだし、行使する。新しい物語、新たな神話を作り出す存在だ。
彼女が過去見の能力で見るのは、冥界の流れの行き着く果て、個体の終わり、永遠の死の宇宙、生命の外、過去と未来がひとつとなる彼岸、星々の広がる宇宙だ。犬は、ライラエルの目覚めを助け、叱咤激励し、育て、孤独な彼女のかけがえのない唯一の友となる。
そして、ライラエルの永遠の友人でありつづけることを誓い、封印のための最後の戦いで、再び、創世の際と同じその力をふるった後、犬のかたちとしての命を冥界へと散じる。代わりに、オラニスの一部を埋め込まれ操られで犠牲となった、サメスの友人ニックを、冥界から救い上げる。あたたかな、希望の未来、命の世界にむけて。
ニクスの作品は、暗い厳しい試練に満ちた苦い読書でありながら、常に、未来への希望と明るさを暗示させるほのかに清々しい余韻を残す。 -
復刊リクエスト
ライラエル 氷の迷宮(古王国記)
第二部、モゲットの魅力
Ⅱ、世界の成り立ちへの遡及、善と悪、「モゲット」
三部作第一部サブリエルの後日談として始まるのが、「ライラエル」である。
ここで、物語構成は、時間軸の要素を絡めながら、さらに複雑化、善悪二元論以前の、古王国創世、生死の神秘の謎解きにまで、テーマは押し広げられてゆく。
「サブリエル」で残されたままだった、創世記の謎、秘められた呪歌の意味、モゲット(チャーター魔術によって、アブホーセンの下僕としての拘束され、猫の姿に封じ込められた邪悪なフリー・マジックの存在、正体不明の魅惑的なトリックスター!)の謎まで、すべてがひとつの闘いの中で解き明かされてゆく、壮大な物語だ。
創世記に七人の聖賢によって封じられたはずの、原初の盲目的な死と破壊、終末のイメージを持つエネルギー体、破壊神のイメージを持つ「殲滅者」が、長い時間をかけて、復活を謀ってゆく、その危機の発現が物語の始まりである。
やはり出生の謎をもち、一族の持つはずの先見の能力を持たないコンプレックスに悩む少女ライラエル、アンセルスティエールで育ったサブリエルとタッチストーンの息子、サメス王子の二人の成長を軸に、殲滅者オラニスの復活を阻止する、試練と冒険の物語が織りなされる。
…が、それらすべてがひとつひとつの布石となり、最後の闘いへと収れんしてゆくラスト近くの物語の怒涛の流れ。それは、次々と解き明かされ、ことんことんと腑に落ちてゆく今までの伏線的な謎の解明によって新たなエネルギーを注ぎ込まれ、物語に深みを増してゆくとともに、ハルマゲドン的な様相を見せる最後の闘いの描写のすさまじさへと流れ込んでゆく。実に、この大長編で、今まで、大風呂敷を広げてひとつひとつ周到に用意された全てのイメージの断片の複雑さに比例した、カタストロフな圧巻である。
だが、いかに趣向を凝らした見事な構成の物語であっても、これが、たとえば「ハリー・ポッター」のような、ベースを人間心理ドラマに置いた善悪の闘い、という単純な二項対立であったなら、この深々とした読後感はなかったと思う。
正義の七聖賢(チャーター魔術)対、邪悪なフリーマジックの礎、殲滅者オラニス、という図式、そしてオラニスを再び封印する、創世記の出来事を予言として再現する正義の力。この物語の深みは、そのような善悪二元論に留まらないもうひとつの要素に由来する。
善悪以前。それは、どのようなものか。
…さて、物語には、ネクロマンサーの武器、七つのベルの名前の由来は、創世記の七聖賢それぞれの名と力を映したものであり、それが解き放たれるとき、オラニスを封じ込めた創世記の力が再現される、という設定がある。
しかし、創世記の歌に歌われた聖賢は、元来九聖賢だったのだ。
ある意味、己の存在を失うことによって世界の秩序を守ったことを歌われた七聖賢とは別の道を歩んだとされる、謎に包まれたままの残りの二人がどうなったのか、そして今ここでそれがどのような力と意味をもって位置するのか。
これが、善悪の闘いの物語のスタイルをとった、最後の戦いのキイとなる、善悪の彼岸へと読者を導くべく仕掛けられた「謎」だ。九人めは、最強の殲滅者オラニスであった。では、八人目は?
この謎が解明されるときが、実に、物語のクライマックスだ、と私は思う。
聖賢の流れを引き継ぐ聖なるネクロマンサー、代々のアブホーセンの下僕として封じ込められた、正体不明の存在、白猫のモゲットが、第八の聖賢イーラエルとして、最後の最後に、オラニスを封じるために味方の側につくシーンは、圧巻。
気まぐれで自分勝手の皮肉屋、食べること遊ぶこと自分が楽しむことだけが大切、残酷、正体は敵かもしれない、魅惑的な知識と力に満ちた白猫、トリックスター、矛盾に満ちた存在、いわば、アンビヴァレンツの象徴。「何故私を裏切る?」という殲滅者の言葉に彼は答える。「生きていたいからさ。」
彼のパンセの始点は、常に己の生きる喜びにある。決して見失わない。
食べること、日の光、草の匂い、自由…
私は、ここに、村上春樹の初期三部作での「鼠」の最後の言葉を思い出す。
人が、その固有の知性の原点が、そのアイディンティティが、あらゆる思考を超えて発見するもの、或いは選択するものは、一体なんなのか。
生きることを愛すること。
生きることを肯定する、考え抜いた末に発見する「考えない」原点のこと。
モゲット=イーラエル、彼こそ、純粋な、生きる力、世界と自分と自由のみを愛する、純粋にして盲目的な、世界=自己=存在=肯定の具現的象徴、倫理にも正義にもとらわれない、原初の生命、そのエネルギーの権化なのだ。 -
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サブリエル 冥界の扉(古王国記)
壮大な三部作題一部
Ⅰ サブリエル、世界観設定
この作者の作品は、とにかく世界観、世界構造のスタイルの独自性、その複雑さに特徴がある。
神話的な物語性、創世記の謎解き要素を敷いたダイナミックで魔術的な世界の成り立ち方。
「始めに、ロゴスありき。」を思い出すような、言語の呪術性の視覚化。これらが、確固たる世界構成の理念に基づいた強烈な力強さをもって、物語の魅力、牽引力となっている。
「サブリエル」でも、冒頭から、いきなり、一種異様な世界のありよう、その設定の巧みさにひきこまれる。
九つの段階によって完全なる死に至りつく、冥界の川の流れのありかた、そこと行き来し生死に干渉する特殊能力を持つネクロマンサー、そして、正しい秩序世界を構成するために、世界に瀰漫する正義の力を象徴する、チャーター魔術の存在。人々はチャーターによって魔なるものから守られて生活している。
これが古王国の世界設定である。
そして更にもう一段階、この古王国と、チャーター魔術の築いた壁によって隔てられたアンセルスティエールという、魔術によらない、近代ヨーロッパと思われる、科学技術ベース世界が設定されている。
「サブリエル」は、冥界での卓越した力を持つ父アブホーセンと古王国での出生の謎を持ちながら、アンセルスティエールの寄宿舎で育った少女サブリエルが主人公。
父の血筋の能力と運命を受け継ぎ、代々のアブホーセンの下僕だが、敵か味方か判然としない、謎の白猫モゲットと共に、正当な王位継承者タッチストーンを救い、助け合いながら、故郷古王国の危機を救うスリリングな冒険物語である。
冥界で死霊と戦い、正しく葬りさるためのベル、呪文、祖先の謎解き、試練、サブリエルの己が使命への覚醒、恋などの波乱万丈、魅力的なキャラクター、凝った冒険映画仕立ての強力な面白さで、長編ながらぐいぐいと読ませてくれる。
ラストは、サブリエルの父アブホーセンが、弔いのベル、アスタラエルを打ち鳴らし、己の生命を永遠に失うことによって、敵役の権力の亡者、死霊ケリゴールをともに葬り去り、サブリエルにすべての命と試練と使命を託してゆくクライマックス、実にこれ自体見事な構成で完結したひとつの物語だ。 -
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最終兵器彼女
非現実的世界観の純愛作
内容は現実的にありえない世界観だけど、高校生とかに読んで欲しい切ないラブストーリー。
1冊が普通のコミックより分厚いから、読むのが遅い人は疲れちゃうかも。 -
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ちかちゃんのきゅうしょく
全小学校の図書室に置いて欲しい1冊
我が子は食物アレルギーがあります。給食は毎日お弁当を持参し、エピペンも処方されています。
この『ちかちゃんのきゅうしょく』を毎年進級する度にクラスに持参して、クラスのお友だちに理解してもらうよう役立てています。
今年度もさっそく給食開始に合わせて、担任の先生から読み聞かせて頂いたところ、たまたま下校時に通りかかった私に、「アレルギーの本ありがとう!」「おもしろかったよ。」「よくわかったよ。」と何人かのお友だちが声をかけてくれました。
幼稚園生から小学校1年生向けには『むっちゃんのしょくどうしゃ』という絵本もありますが、小学校2年生以上には、食物アレルギーの起きる仕組みについても詳しく解りやすく書かれている本書をおすすめします。ぜひ復刊されて、たくさんのこどもたちに読んでもらいたい1冊です。 -
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Gackt素晴らしきかな人生 オリコン別冊
人生経験豊富
初期のGACKTさんは見かけが女性的でしたが、中身は今と変わらず男らしいのがよくわかる、一冊です。
とにかく、相談者のダメダメなところを、的確についていて読んでいて本当に納得するし、GACKTさんが指摘したりアドバイスの答えが本当に気が利いていて、それでいてちゃんと笑えるようにしているのが素晴らしいです。
写真も、うっとりするくらいに美しいし、本当におすすめの一冊です! -
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大きなビートの木の下で BOΦWY STORY
なかなか感慨深い作品
この本の著者の紺待人さんとは、5人目のBOφWYと言われた土屋浩さんです。亡くなってからもうすぐ2年経とうとしていますが、この方の存在無くしてあそこまでのモンスターバンドになれたのだろうか、というほどの存在です。
この本を読むと、メンバー4人の生い立ち~青春時代やバンド結成の経緯等、自伝本みたいな内容です。土屋氏は布袋寅泰と高校時代にBLUEFILMというバンドを組んでいたし、そんな時代からの仲間という事もあり、このような本を書けたのだと思います。
著者本人が亡くなってしまった今、メンバー自らがこういう本を書けたかと言えば書けなかったんじゃないかなと思うと感慨深いものがあります。
土屋氏だからこそ一歩引いて客観的な視点から書く事ができ、また逆に当人達と深く関わっているからこそリアリティを感じられる。フィクション小説だけど、実話が多いと思います。BOφWYが大好きな人には是非一度は読んでほしい作品です。 -
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METHODS ~押井守「パトレイバー2」演出ノート
濃密
映画の設計図です。このノートを読んでから映画の見方が変わりました。
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東京Y字路
Y字路
の展覧会を根津のお風呂やさんを改装した、ギャラリーに観に行った事がある。その後、この本を書いた。どこを切り取っても、Y字路。その後、Y字路が気になるようになり、よくY字路を探す散歩に出た。あれから数年が経ち、今でもお気に入りのY字路をみつけると、この作品集の色合いを思い出す。多分誰もをY字路探しの旅に向かわせる、素晴らしい作品。今も時々、引っ張り出しては、眺めている。老いてもなお、横尾忠則の作品は、私たちを圧倒させ、必ず何かを訴え、教えてくれる。圧倒的な作品だけで、だ。
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成りあがり How to be BIG -矢沢永吉激論集
憧れ
とにかく、歌や生き方など全てにおいてかっこいい。
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挑戦者たち 増補改訂版
とどのつまり
レベルを上げて物理で殴ればいい
ホラータッチの雰囲気作りがさすが
ゴシックロマン的なホラーの雰囲気が随所に味わえるこの漫画を見れば、水木先生こそジャパニーズホラーのパイオニア的存在であったことがわかる。
家庭教師が屋敷に訪れるくだりがあるが、ヘンリー・ジェイムズ『ねじの回転』そのものの描写があって、表現性における取り組みの真面目さがうかがえて、新鮮な発見の悦びが味わえる。