新着レビュー
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【バーゲンブック】アニメ大国の神様たち 時代を築いたアニメ人 インタビューズ
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【ひし美ゆり子直筆サイン入り】改訂新版 アンヌとゆり子
アンヌ隊員最高です。
アンヌ隊員は最高です。サイン入りを購入出来て大変良かったです。
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復刊リクエスト
普勧坐禅儀講話
とにかく坐禅しろ
坐禅の神髄を謳った文章は多々ありますが、白隠の「坐禅和讃」と道元の「普勧坐禅儀」が二大巨頭でしょう。
とくに「普勧坐禅儀」が道元が帰朝して初めて明らかにした文章であり、日本の坐禅はここから始まるといっていいのかもしれません。内容は人間の本質から、仏教(禅宗)の歴史、坐禅のやり方・心構えなど多岐に渡ります。しかし日本を代表する曹洞宗の僧であった著者が簡潔に説いておりますので、読み通せると思います。
最後に道元は「只管打坐(ただ坐禅せよ)」を唱えました。この「タダ」の奥深さ・難しさは本書の中で何度となく書かれています。しかしそれに臆することなく1日5分や10分でも、ぜひ坐禅を取り入れていただきたいです。道元の地平へ必ずたどり着けるはずです。 -
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三つ目がとおる ミッシング・ピーシズ
手塚ならでは
「ブラック・ジャック」に次ぐ「ミッシング・ピーシズ」であるが、作品ごとに、こんな企画が可能なのも、神様手塚ならではだろう。「文福登場」には、もう少し別の未発表原稿があるのかと期待したが文庫版と同様だった。はたして、次の「ミッシング・ピーシズ」はあるのか。
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慈経/宝経/吉祥経 祝福や息災祈願に唱える3つの「護経(パリッタ)」を読む
仏教の修行・実践
護経(パリッタ)は大乗仏教の真言(陀羅尼)や念仏に相当するものです。仏教の実践が具体的に説かれています。
内容は「正しく観察しよう」とか「生きとし生けるものを慈しみましょう」など単純です。人によっては「きれい事」「理想論」と切り捨ててしまうかもしれません。ただ「素直に現状を受け止め、いまできることをしましょう」とも書かれています。
本書では1節(偈)ずつパーリ語原文・カタカナ表記・日本語訳が付き、さらに解説もされています。また巻末には対訳で経文が乗っています。単純ではありますが奥深い。1日1日読み進め実践していきましょう。 -
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三つ目がとおる ミッシング・ピーシズ
ファンならマストアイテム
初めて見た内容のもあったが、ファンなら高価だけど買うべき。
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大乗仏典 15 世親論集
まず識より始めよ
龍樹をはじめとする中観派が言語(既成概念)の解体を通して執着からの解放(覚り)を目指したとするならば、世親たち瑜伽行唯識派は覚りや修行段階の言語化を目指したといえるでしょう。
彼らが取った手法は唯識すなわち「物事を認識している私はとりえず存在する」と認めることでした。それはデカルトの「コギト(我考える)」やフッサールの「判断中止(エポケー)」に通じる部分があります。
さて本書には世親による他派への反論である『唯識二十論』、『唯識三十頌』のスティマティ(安慧)の注釈『唯識三十論(釈)』、『三性論』と訳者・長尾氏の注釈と唯識の代表的な論書が収録されています。とくに中観と唯識の止揚を目指した『中辺分別論』が重要です。
講談社学術文庫『世親』と合せて読むことで唯識への理解が深まるはずです。 -
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大乗仏典 14 龍樹論集
言語習慣の解体
龍樹は釈尊以後最大の理論家といえます。彼は大乗仏教の二大柱・中観(空観)を完成させました。彼が中観を通して訴えたかったものは何でしょう。
それは言語習慣(既成概念)の解体といっていいかもしれません。例えば「日本人」「共産主義者」など言葉を聞く発生するイメージがあるでしょう。そのイメージは適切でしょうか。あなたが勝手に作り上げた像ではないでしょうか。そしてその像が自縄自縛を引き起こしてはいないでしょうか。
龍樹は主著『中論』をはじめ「否定する対象が存在しないのだから否定しようがない」など言葉遊びのような言い回しで言語の解体を促します。独特の言い回し故、虚無主義や否定主義のレッテルを貼られましたが、何々主義からの解放こそ彼の望みです。
さて本書に『中論』は含まれていませんが、中観関連の論書、道徳書が収録されています。講談社学術文庫『龍樹』と合せて読むことで中観の理論・実践が理解できるはずです。 -
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白隠禅師坐禅讃講話
衆生本来仏なり
坐禅の真髄を説いた書物は多々あれど真っ先に上げるべきは道元の『普勧坐禅儀』と白隠の『坐禅讃(坐禅和讃)』でしょう。
坐禅讃の歌い出しは「衆生本来仏なり」ですが「最初から仏ならばなぜ坐禅などするのか」と思われるかもしれません。本書は120ページほどの小著ですが、坐禅ににおける疑問や功徳・真髄が無駄なく説かれています。
まずは何より坐禅(あるいは白隠禅師の内観法)を始めるべきですが、時には禅師の坐禅讃を読み返してください。坐禅への熱意が強くなります。 -
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三つ目がとおる ミッシング・ピーシズ
連載時の内容
連載時と単行本とで違いがよくわかり、とてもよかった。あと、手書きの構成ストーリーに、いろいろとネタがすでにあったのも驚き。長耳族の島の出来事は、雲名刑事のパターンもいいが、和登さんパターンも読んでみたくなりました。
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黒い獣 渡辺啓助ジュヴナイル作品集
異色×異色
異色作家の作風中の異色作品群、となると一周回って普通の作品となってしまうこともありがちですが、
本書に限ってはそんなことはありません。
ジュブナイル(子ども向け)ではあっても、その異色ぶりが味わえます。
まあ、あくまでもジュブナイルではありますが、その分安心して(?)読むことが出来ます。 -
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古代インドの神秘思想
ウパニシャッドの本質へ
『ウパニシャッド』は古代インド思想の頂点でありヨーガや仏教にも肯定・批判的に受け継がれています。その重要性は疑うまでもないでしょう。
とはいえ素人が教典を読み通す並大抵ではありません。本来なら師について学ぶものですが、いい概説書がほしいところで、本書はその標準といえます。
さて本書ではウパニシャッドの研究史を眺めつつ、『ブリハッド』『チャーンドギヤ』『カウシータキ』など初期の主要ウパニシャッドの記述から本質に迫っていきます。
祭祀・儀礼からいかに高度な哲学が生まれたのか、なぜそのような思想が必要なのか理解できるはずです。 -
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読書と人生
読書論の古典
現在はリスキニング(再学習)がささやかれています。そのためのアプリなど学習ツールも配信・販売されていますが、何よりも読書が基本でしょう。
さて著者は「学生時代のうちに読書の習慣をつける」よう書いています。また何を読むか・どのように読むか、簡潔ではありますが手堅くまとめられており読書論を学ぶ上で古典(スタンダード)といえます。
また読書論を超えて、師である西田幾多郎そしてハイデッガー(ハイデッゲル)など知識人との交流と知的好奇心を満たしてくれるでしょう。 -
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海底宝窟 完全版
『海底軍艦』の原作者
『海底軍艦』の原作者ということで興味を持っていました(映画とは大違いの内容ですが)。
この本は、その作者の急逝により未完となっていた連載小説に入手難の「最終回」を付け加えたもの、とのこと。
他にも、これまでのテキストには洩れていた図版を雑誌から補うなどの補充がなされています。
お話自体は「?」な感じではあるのですが、そういった付加価値に溢れていました。 -
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『ウルトラQ』『ウルトラマン』全67作撮影秘話 ヒロインの記憶
素晴らしい
桜井さんが「ウルトラQ」28話、「ウルトラマン」39話に関して1つずつ記憶を辿って書かれています(出演されていない「カネゴンの繭」に関しては読んでのお楽しみ)。おおよそ桜井さんが書かれた&口頭で語ったエピソードを青山氏がリライトし、それをもう一度桜井さんが書きなおすと言った手法を取っています。ただ青山さんの音楽解説のページも、桜井さんの記憶で埋め尽くして欲しかった、というのが正直なところです。今回、記述の範囲に入らなかった作品(ミラーマンや、70~80年代のTVドラマ)にも言及した続編も読んでみたいです。本書は第一期ウルトラファン、桜井さんファンは必読と思います。
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復刊リクエスト
『学処集成』文庫化リクエスト
菩薩行の教則本
起心書房ハードカバー版のレビューです。
著者シャーンティデーヴァ(寂天)の主著は何といっても『入菩提(菩薩)行論』(以下BCA)でしょう。一般に『学処集成』(以下SS)の要約であるBCAが用いられますが(この点、親鸞の『教行信証』と『歎異抄』の受容に似ています)、寂天自身BCAの中で「詳しくはSSを読むように」と勧めています。
さてSSの内容は菩薩行の教則本と言っていいでしょう。多くの経典を引用しつつ菩薩の心構え・修行法を説いています。凡夫には難しい部分が多々ありますが、読み進めていくうちに心が浄化されるようです。
さてチベット仏教への関心からBCAそしてSSが注目されるようになりましたが、日中では漢訳である『大乗集菩薩学論』の出来の悪さもあってかあまり注目されることはありませんでした。サンスクリット語原典からの直訳である本作を通し大乗仏教(とくに中観派)の精神・行を学びましょう。 -
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SDコマンド戦記 3 グレートパンクラチオン編
初コミック化!
色褪せないストーリー!読むべき!
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SDコマンド戦記 2 SUPER G-ARMS編
素晴らしいです
当時の本誌を網羅してます。
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SDコマンド戦記 1 ガンダムフォース編
復刊ありがとうございます
現在入手困難な当時の本誌を網羅してます
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銀河の女王スーパーレディー
復活をお願い致します。
私もてれびくんを読んでいました。是非とも御願い致します。
まさのり
今となっては貴重なインタビュー集
中日新聞にて連載されたアニメ関係者へのインタビュー連載記事を再販した一冊。今となっては鬼籍入りをしてしまったレジェンドが多く、また、曲がり角にあったアニメ業界(人気の面でも、制作上の観点からも)の00年代半ばの時代感を写す内容という面からも非常に貴重な書籍。中村右介氏の肝入りで書籍化されたという点からも、「アニメ大国建国記1963-1973」と合わせて読みたい。