かっぺいさんのページ
レビュー
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あしたのお嬢 ~あしたのジョー 聖地巡り~
頑張ったトリビュート作品
「あしたのジョー」信者ならば、買わずにはいられない「聖地巡り本」。なかなか頑張って作りこんであり、好感がもてた。永遠の名作の証だろう。これほどの名作の、伝説のラストシーンを無神経にもCMにつかい、なんの反省もしなかった自動車メーカーが、今、苦境に立っているのも、因果応報というものではないだろうか。(2024/01/11)
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藤子・F・不二雄ワールド まんが傑作選 F The BEST
なんら新し味なし
まぁ、藤子・F・不二雄先生生誕90周年だということなのだろうが、ダイジェスト作品ばかりで、なんら新し味は無い。「藤子・F・不二雄大全集」を刊行し終えた小学館のF先生企画も、そろそろ限界か。(2024/01/08)
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藤子不二雄AメモリアルBOX【ベスト&未収録コレクション】
A先生、ありがとう
「ベストコレクション」では、ダイジェストの書く作品についての、A先生自身の解説が貴重だった。「わかとの」も読みたかったが、デジタルで我慢するか。「未収録」は、どの作品も本当に貴重でうれしかったが、中でも「パーマンの日々」は涙モノ。好企画の文字通りの永久保存版、A先生、ありがとう。(2024/01/08)
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手塚治虫大人漫画大全
意地の購入
本書が、手塚作品の「貴重な資料」であることは、企画・編集の濱田高志氏の「解題」を読むことで、改めて深く認識できた。手塚治虫自身の手書き文字フキダシセリフ、未収録作品等、高額ではあったが、コレクターの意地で購入して良かったと思う。「大人」というより「高齢者」になってしまった私には、小さい文字が読みにくかったのは皮肉だった。(2024/01/08)
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手塚治虫語辞典 豊富な原画と470項目で読み解く手塚ワールドの真髄
作者の喜びが伝わる
「辞典」という名なのだが、これは手塚治虫に関する一級のエッセイだ。著者である竹内オサム氏が、いかにも、楽しそうに、書いて、うれしそうに編集していると、私は感じる。じっくり、読ませていただきます。(2023/12/12)
復刊リクエスト投票
魔犬五郎
【著者】笹川ひろし
「すすめロボケット」&「てぶくろてっちゃん」(第8回小学館漫画賞受賞作品)
【著者】藤子・F・不二雄