かっぺいさんのページ
レビュー
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火の鳥 ミッシング・ピーシズ 《望郷編》
神様とその信者に感謝
手塚治虫は私にとっても「神」である。そして、その作品の変遷を追求する「ミッシング・ピース」の担当編集者は、「信者」であり「求道者」にほかならない。単なる末端の「読者」である私は、「神」の意思はもちろん、「信者」や「求道者」の考えにも、および着くことは出来ない。でも、この労作を手にし、読むことによって、「読者」としての喜びを感じるのだった。感謝。(2025/03/26)
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手塚治虫ディスカバリー・コレクション
あぁ「ワンサくん」
単行本などに未発表のカラー作品の復刻だけでも貴重なのだが、気になったのは、「ワンサくん」。銀行とのタイアップ作品で、道徳的な内容だとばかり思っていたが、ハードな内容に驚いた。今さらながら、未完なのが残念。(2025/02/25)
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ブラック・ジャック ヒストリカル・カラー・ピーシズ
所有できている優越感
立東舎の復刻シリーズの中でも、「MISSING PIECES」は、手塚ならではの特異な作品集なのだが、さらにブラック・ジャックのカラー作品だけの逸品なので、良し悪しよりも、よくぞ、こんな編集をしてくれたという、所有できている優越感だけで満足。(2024/12/04)
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ふたりのブラック・ジャック マンガ&アニメ絵コンテ・競演集
粋な構成の貴重な資料
手塚治虫と出崎統の「ふたりのオサム」と「ふたりの黒い医者」にスポットを当てた、しゃれたタイトルの「ふたりのブラック.ジャック」。実際には、半分以上が出崎の「絵コンテ」なのだが、マンガや他の記事も貴重で、マニアとしては購入するしかない逸品。(2024/11/12)
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三つ目がとおる ミッシング・ピーシズ
手塚ならでは
「ブラック・ジャック」に次ぐ「ミッシング・ピーシズ」であるが、作品ごとに、こんな企画が可能なのも、神様手塚ならではだろう。「文福登場」には、もう少し別の未発表原稿があるのかと期待したが文庫版と同様だった。はたして、次の「ミッシング・ピーシズ」はあるのか。(2024/08/07)
復刊リクエスト投票
魔犬五郎
【著者】笹川ひろし
「すすめロボケット」&「てぶくろてっちゃん」(第8回小学館漫画賞受賞作品)
【著者】藤子・F・不二雄