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著者 | ウィリアム・ジェイムズ 著 / 桝田啓三郎 加藤茂 訳 / 西垣通 解説 |
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出版社 | 白水社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784560024058 9784560048283 |
登録日 | 2022/08/26 |
リクエストNo. | 73342 |
リクエスト内容
伝統的・体験的哲学の抽象性や人為性を排して、具体的経験とその真の構造を探究したジェイムズ哲学。フッサール現象学の先蹤として、彼のプラグマティズムは近年ますます注目をあびている。思考される前に感ぜられる「純粋経験」から生じる「感じ」を生の流れとし、そこから世界の意味を捉らえようとする。
(白水社ホームページより)
▼目次
1 「意識」は存在するか
2 純粋経験の世界
3 事物とその諸関係
4 いかにして二つの心が一つの事物を知りうるか
5 純粋経験の世界における感情的事実の占める位置
6 活動の経験
7 人本主義の本質
8 意識の概念
9 根本的経験論は独我論的か
10 「根本的経験論」に対するピットキン氏の論駁
11 人本主義と真理 -再論
12 絶対論と経験論
投票コメント
全2件
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パースのプラグマティズムから始まり、しかしこれはジェームズのオリジナルの考えである根本的経験論。ジェームズの思想を知る上で欠かすことのできないものなので是非とも復刊してほしい。GOOD!2
ジェームズが自分のこの考えを、純粋経験論ではなく、根本的経験論と表現したのはなぜか?このことに答えてくれる解説があると嬉しい (2023/10/29) -
「プラグマティズムは実用ばかり追い求める根なし草ではないか」という批判に答えるため、ジェイムズは「純粋経験」という概念を導入しました。GOOD!2
この試みは残念ながら道半ばで終わりましたが、西田幾多郎は高く評価していました。
現在でも多くの哲学者に影響を与えるジェイムズの主著を遺したいです。 (2022/08/26)
読後レビュー
NEWS
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2022/08/26
『根本的経験論』(ウィリアム・ジェイムズ著 桝田啓三郎、加藤茂訳 西垣通解説)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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tbs