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著者 | バートランド・ラッセル 著 / 平野智治 訳 |
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出版社 | 岩波書店 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784003364918 9784309961934 |
登録日 | 2008/02/05 |
リクエストNo. | 41075 |
リクエスト内容
20世紀の偉大な頭脳――数学者,哲学者,社会思想家ラッセル(1872‐1970)の名著.数学の概念はすべて論理学の基本概念で定義され,数学の命題はすべて論理学の基本命題から演繹されるとする,数学基礎論における論理主義の立場から書かれたもので,数理哲学のすぐれた入門書.第1次世界大戦の末期,反戦のために囚われた獄中で書かれた.(岩波書店ホームページより)
(目次)
序
第1章 自然数列
第2章 数の定義
第3章 有限性と数学的帰納法
第4章 順序の定義
第5章 関係の種類
第6章 関係の相似性
第7章 有理数・実数及び複素数
第8章 無限基数
第9章 無限系列と順序数
第10章 局限と連続性
第11章 関数の極限と連続性
第12章 選択の理論と乗法の公理
第13章 無限の公理と論理型
第14章 不並立性と演繹の理論
第15章 命題関数
第16章 記述
第17章 集合
第18章 数学と論理学
20世紀を代表する数学者ラッセルの主著『プリンキピア・マテマティカ(数学原理)』の解説書であり「ラッセル数学」入門編。本訳のほかに河出書房新社『世界の大思想 ラッセル』に収録された『数理哲学入門』があります。なおISBNコードには両方入力しました。
投票コメント
全11件
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ラッセルの画期的著作である『プリンキピア・マティマティカ』は膨大な著作であり、出版された当時から、実際に読みこなした研究者はごく少数だろうと言われていました。GOOD!2
この『数理哲学入門』は、その『プリンキピア・マティマティカ』への入門書として現在でも価値を有しており、(反戦運動のために入れられた)刑務所内で執筆したことでも知られています。 (2022/06/12) -
ラッセルからゲーデルに繋がるアイディアにおいて、必要なまた手頃な本だと思います。 (2022/06/10)GOOD!1
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古本を購入しましたが旧字体で読みづらいので新字体で新装版として復刊してもらえれば購入したいと思っております。 (2021/12/07)GOOD!1
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アマチュア向けの数学関係の本の文庫化が最近あるが、そうした中でも当事していた数学者自身による文章は貴重だ。GOOD!1
また分析哲学に関心がある人にとっても興味のある一冊だろう。 (2014/02/28) -
ラッセルの論理思想を専門家でなくて理解するにはこういった、ラッセル自身が書いた入門書はとても貴重なものです。読者はあまり多くないでしょうが、確実に1000人単位の固定客はいるはずです。 (2012/01/04)GOOD!1
読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
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数理哲学序説 | 924円 | アマゾン |
NEWS
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2022/06/11
『数理哲学序説』が10票に到達しました。 -
2018/04/06
『数理哲学序説』(バートランド・ラッセル 著 / 平野智治 訳)の注文を開始しました。 -
2014/02/28
『ワイド版世界の大思想 2-13』販売開始しました! -
2008/02/05
『数理哲学序説』(バートランド・ラッセル著 平野智治訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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