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雄略天皇の古代史

平林章仁

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著者 平林章仁
出版社 志学社
判型 四六判
頁数 368 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784909868046

商品内容

「大悪天皇」か、それとも「有徳天皇」か--。

雄略天皇の治世は、おおよそ5世紀後半に比定される。
中国史書に「倭国」として登場するこの時期の日本は、各地で巨大な前方後円墳が営まれる古墳時代であり、豪族たちによる激しい権力抗争が繰り広げられていた。
倭王の権力はいまだ盤石とはいえず、ヤマト王権は豪族たちが連合して倭王を推戴し、それぞれの職掌を分担する非専権的王権であった。
豪族連合たるヤマト王権を専権的王権へと発展させ、新たな政治体制を構築した人物こそが雄略天皇である、とする評価がある。
しかし、雄略死後の王位継承の混乱と王統断絶、そして6世紀初頭に傍系から継体天皇が即位するに至ることを考慮すれば、雄略朝を単純に画期と評価してよいのか、なお疑問が残る。
本書では、雄略天皇に関する記紀の所伝、出土文字史料、そして中国史書から王権と豪族の動向を復原し、5世紀後半から6世紀前半にいたる時期のヤマト王権の政治史復原を試みる。
豪族の連合体である「遅れた」政権から、より「進んだ」専権的王権へ--という「進化論的古代史観」を克服し、先入観を排した古代史像を描き出す。

▼目次
序論 なぜ雄略天皇か -課題と、それに向き合う基本的立場-
第一部 『記』・『紀』が伝える雄略天皇とその治世
--第一章 雄略天皇の即位 -葛城氏とライバルの王族を滅ぼす- 
--第二章 「日の御子」と称えられた雄略天皇
--第三章 雄略天皇と葛城の一言主神 -有徳天皇か-
--第四章 秦氏の渡来と雄略天皇の秦氏優遇策
--第五章 雄略天皇に追放された葛城の高鴨神の真実
--第六章 雄略天皇と采女と物部氏 -大悪天皇か-
--第七章 吉備氏の征圧と雄略天皇の死去
第二部 埼玉稲荷山古墳出土鉄剣銘文から描く雄略天皇とその時代
--第一章 鉄剣銘文と獲加多支鹵大王
--第二章 鉄剣銘文の八代の系譜について
--第三章 銘文から雄略朝の時代と社会を描く
--第三部 『宋書』倭国伝から知られる倭王武とその治世
--第四部 雄略朝王権専制化画期説の検討
結語にかえて 雄略天皇は旧体制を打破・新体制を確立できたか
参考文献
あとがき

▼著者プロフィール
平林章仁(ひらばやし あきひと)
1948年、奈良県生まれ。1971年、龍谷大学文学部史学科卒業。以降、奈良県内で教諭として教壇に立つかたわら研究活動を行う。1992年に初の単著『鹿と鳥の文化史』(白水社)を刊行、以降コンスタントに著書を刊行する。2002年、「古代日本の王家と氏族の研究」によって皇學館大学(学長・大庭脩)より文学博士号。この間、龍谷大学・堺女子短期大学非常勤講師、龍谷大学仏教文化研究所客員研究員、奈良県王子町史編纂委員等を経て、2008年に龍谷大学文学部史学科教授となり、2017年に定年退官するまで勤務した。専門は日本古代史。

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