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レビュー
「100年ドラえもん」が最後の贅沢だと思っていたが、この「100年大長編ドラえもん」が残っていた。これは、間違いなく、藤子・F・不二雄の最高傑作だ。だから、このセットには何の文句もないのだが、購入者のみに購入権のある「専用どこでもドア型本棚」が、セットより高価なのは、どうしても納得できない。
2022/12/18
連載当時、高校生だったこともあり、あまり熱心な読者ではなかったが、読み直してみると、失敗作でも問題作でもなかった。手塚治虫が、「私なら、ウルトラマンは、こう描く」と主張しているように思えてならない。悪の団体が「オミクロン」だというのも驚きだった。解説と資料も知らないことが多く貴重だった。手塚原作とは、ほぼ関連がないとはいえ、実写版「サンダーマスク」を観たくなった。
2022/03/27
よみがえった「トキワ荘マンガミュージアム」を紹介しつつ、日本のマンガ創世記を振り返る内容は秀逸。これまでの、いわゆる「トキワ荘」本の中と比べても、豊富なカラーページと、充実した記事内容で読みごたえがあった。さすが平凡社のムック本だと感じたが、このムック本シリーズ名が「コロナ・ブックス」というのは、なんとも皮肉だ。
2021/05/09
亡くなって36年以上になるのに、単行本未収録初期作品集が出版されるというのは、有名漫画家でも、なかなか無いことだ。それだけに、この作品集は貴重だ。さらに、コージィ城倉氏により、同じ絵柄で「キャプテン」、「プレイボール」の続編が連載中であるという、日本のマンガ史上に新たな足跡を残している。「ちばあきお」と「キャプテン」が、時代を越えて、いかに愛されているかを証明する一冊。
2021/04/07
白土先生の本が出版されたのは、本当に久しぶりで、飛びついて購入してしまった。自選ということなので、おこがましいが、私の好きな作品ばかりで、リクエストに応えてもらったようで、うれしかった。お元気な様子で一安心。「カムイ伝 第3部」はもちろん見たいのが、口述で、コンピュータが作画してくれる時代なので、新作を期待しています。
2020/06/28
「ママー」というキャラクターは、「ヒョウタンツギ」と同様に、ストーリーと関係なく、突然登場して、場を荒らして笑わせてくれるのが定番なのだが、この作品では準主役格で度々登場。この3巻では3度も登場している。おこがましいのが、手塚先生が自分の心象風景を楽しんで描いているように思えてならない。
2020/06/28
第2巻の目玉は、大作の「第18話 青い鳥」なのだが、手塚先生の「シラノ愛」が感じられる「第17話 シラノ・ド・ベルジュラック」が秀逸。「怪傑シラノ」の他、作品のテーマとして何度も取り上げていることから、手塚先生は、よっぽど、この演目が好きなのだろう。楽しそうに描いているのが伝わってくるようだ。
2020/06/28
手塚治虫が最も多忙だった時期の作品で、SFホラーとして、評価は低い。しかし、設定とキャラクターは魅力的で、個人的には大好きだった。もしも、手塚治虫に時間的余裕があったならと考えると、もっと傑作になりえただろうし、アニメ化も実現していたかもしれない。本当に残念な作品ではある。
2020/06/24
連載された「プレイコミック」誌は、青年向けマンガ誌であり、中学生だった私には、リアルタイムでは絶対に読むことが出来なかった。大人になって読んでみると、あまりのサスペンスとホラーに圧倒された。天才手塚は、短編でも大人に読ませることを知らしめた傑作。
2020/06/10
この作品が世に出た頃、私はすでに大学生だった。一番とんがっていて、ナマイキだったこともあり、素直になじめなかった。手塚自身が描いていないということで、失礼ながら「バッタモノ」感が、どうしてもぬぐえなかった。それでも、ファンにとっては、貴重な一冊。作画の池原しげと氏は、近年の「マリン・エキスプレス」のコミカライズでも、いい仕事をしている。
2020/06/10
「SーFマガジン」にこの作品が連載されていた頃、私は高校生で、もちろん、この雑誌を毎号購入することはできなかった。しかし、どうしても、この作品が読みたかったので、ほぼ毎号を立ち読みし続けて完全読破。当時の2色カラーの完全復刻は本当にうれしかった。「ショート連作」としては手塚SFの最高傑作。本書は雑誌初出カラー完全版というだけでも素晴らしいが、解説や構成も秀逸。大満足の逸品。
2020/06/10
「演劇」をテーマにした連作で、しかも少年マンガ週刊誌に連載するという神業は手塚先生にしかできない。演劇への造詣の深さから、驚くべき完成度だと思う。第1巻では第2話「どん底」が好きだ。また、第11話の「ピーター・パン」の表紙裏には、アトムとドラえもんが空を飛んでいる珍しい場面がカラーで描かれている。
2020/05/06
懐かしの朝日ソノラマサンコミックス版「鉄腕アトム」の時に手塚先生が書き下ろしたプロローグが中心だが、他にもアトム関連モノを集めた作品集。アトムのすべてを救い上げた好企画。アトムは豪華本だけでも3種類はあるのだが、それでもアトムであれば購入してしまう。
2020/05/06