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新訳 不安の概念

S.キルケゴール 著 / 村上恭一 訳

1,980円(税込)

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不安の概念
著者 S.キルケゴール 著 / 村上恭一 訳
出版社 平凡社
判型 B6
頁数 416 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784582768824

商品内容

個体的存在としての人間を定位するとき、罪、自由、信仰が不安の概念のうちに結びつく。
ハイデガー、実存主義哲学に大きな影響を与えた思考の、デンマーク語原典からの新訳。

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読後レビュー

全1件

  • 深淵の前

    「深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いている」と語ったのはニーチェであった。
    キルケゴールはニーチェとともに実存哲学の創設者とされる。キルケゴールがニーチェの著作に触れていた形跡はないそうだが、彼らが同じ問題を扱ったとしても疑問はないだろう。
    さて我々は深淵に触れる時“不安”を覚える。不安は恐ろしいものであるが、同時に自己存在を自覚する端緒となる。ハイデッガーが『不安の概念』を通して人間認識を深めたことは偶然ではないだろう。
    キルケゴールは不安と向き合うためにキリストへの信仰を説くのだが現代において時代遅れになってしまったのかもしれない。
    しかし現代ほど“不安”と向き合っている時代はないのかもしれない。現代人はつながりを求めSNSに泥酔しているが、これは根源的な“不安”を避けているからではないだろうか。
    さきにも書いたようにキルケゴールの解決法は時代遅れかもしれない。しかし彼の分析はけっして古びていない。デンマーク語原典からの翻訳である本書を通してキルケゴールに触れていただきたい。 (2022/04/14)

    GOOD!0
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復刊投稿時のコメント

全6件

  • 主著『死に至る病』の前提となる作品です。
    また「不安」の本質を知る上でもキルケゴールの分析は古びていないです。 (2022/04/15)
    GOOD!0
  • 読んでみたい。 (2006/06/04)
    GOOD!0
  • 読みたいです。
    『死に至る病』も名著だったので。 (2006/03/17)
    GOOD!0
  • 『死に至る病』だけ読んでりゃいいってもんじゃない (2006/02/01)
    GOOD!0
  • 『死に至る病』を読む前に、まずこの『不安の概念』から読むことをおすすめします!「悪魔的なるもの」「不安」といった概念から、「絶望」へといたる思索がよ~く分かります。 (2006/01/30)
    GOOD!1

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