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著者 | フォイエルバッハ 著 / 船山信一 訳 |
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出版社 | 岩波書店 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784003363317 9784003363324 |
登録日 | 2011/01/10 |
リクエストNo. | 52382 |
リクエスト内容
十九世紀初頭のドイツは、青年ヘーゲル派の騒々しい哲学論議に沸きたっていた。この空しい喧騒の陰に、ひっそりと生み落された本書は、独自の人間学に拠ってキリスト教自体に即して、宗教における人間疎外を暴露し、キリスト教的世界観を根底から覆えした。殆んど唯一の理論的達成であり、唯物論・無神論への大道を開いた。
(岩波書店ホームページより)
投票コメント
全21件
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「宗教」と「哲学」は、「信じる」と「疑う」という性質からベクトルが逆であるはずなのに、この本では宗教哲学として考察しているという点から、知的好奇心をそそるから。 (2022/01/30)GOOD!1
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若き日のマルクスに影響を与えた一冊ということで、いちど読んでみたいと思います。 (2004/03/31)GOOD!1
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近代の自然主義的宗教批判は、「目的(最終帰着点)をもった歴GOOD!1
史」への批判だったのに、その主流はいつのまにか“預言”的な
歴史主義になります。その「いつのまにか」は、ヘーゲル“神
学”から人間の「類的本質」というアイディアが精製された瞬間
であって、その瞬間はこの本にあります。日本が「批判なき宗教
ギライ」をのりこえるには、ちゃんと消化したい本なのに. . . (2003/04/09) -
ジル・ドゥルーズ「ニーチェ(ちくま学芸文庫刊)」の訳者の改題にてニヒリズムの系譜上フォイエルバッハが重要であるとされているので。また、フォイエルバッハ「唯心論と唯物論(岩波文庫刊)」が楽しめる書物なので。それにしても、この本も有名と思われるのに絶版なのですね。 (2003/01/10)GOOD!1
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キリスト教の性格を暴露し、マルクスへ連なる宗教批判の基礎を据えた偉大な歴史的著作。 (2002/01/25)GOOD!1
読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
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キリスト教の本質 上 | 1,056円 | アマゾン |
キリスト教の本質 下 | 1,056円 | アマゾン |
NEWS
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2016/10/28
『キリスト教の本質 上』販売開始しました! -
2016/10/28
『キリスト教の本質 下』販売開始しました! -
2011/01/10
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伊集院権八