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著者 | サルトル著 竹内芳郎・平井啓之ほか訳 |
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出版社 | 人文書院 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784309961941 9784409010259 9784409010266 9784409010273 9784409010280 |
登録日 | 2009/10/17 |
リクエストNo. | 48393 |
リクエスト内容
『存在と無』とならぶサルトル第二の主著。副題は「実践的総体の理論」。刊行分のほかに遺稿であり未訳の第2巻が存在します。
既存のマルクス主義を批判し実存主義的マルクス主義を打ち出した作品で、のちの構造主義やポストモダンにも多大な影響を与えました。
サルトルの弁証法批判であるメルロ=ポンティの『弁証法の冒険』(みすず書房)はまだ手に入りますが、こちらは絶版になったままです。
なおISBNコードは人文書院『サルトル全集』版のものです。くわえて本作の序説『方法の問題』のISBNコードも登録してあります。
投票コメント
全4件
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集列化、惰性態など特異だが20世紀社会を象徴する社会学概念を次々に創出。圧倒的なヴォリュームは近現代の歴史学・哲学の在庫棚卸を行いながら縦横に駆使して語る名著。或る意味行き詰まりの思想だが、とことん行ける所まで行こうとした名著だから。 (2011/09/18)GOOD!2
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本書は実践弁証法によってサルトルがマルクス主義(史的唯物論)を再構成し、「発見学」としての本来のマルクス主義を基礎づけなおすことをめざした力作です。GOOD!2
資本主義の「市場原理主義」が様々な問題を生み出している現在、『弁証法的理性批判』を文庫化し、たくさんの読者がその内容に触れることは大きな意義があると考えます。 (2009/11/06) -
『存在と無』とセットで文庫化してもらわないと困ります。 (2013/06/17)GOOD!1
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主著である『存在と無』が文庫化されており、第二主著である本作も文庫化されるべきだと考えるので。 (2020/06/10)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2009/10/17
『弁証法的理性批判 文庫化リクエスト』(サルトル著 竹内芳郎・平井啓之ほか訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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