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著者 | ちくま文庫編集部編 |
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出版社 | 筑摩書房 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784480917201 9784480917218 9784480917225 |
登録日 | 2006/10/03 |
リクエストNo. | 35751 |
リクエスト内容
文庫本の後ろに書かれている解説文のみを纏めたアンソロジーは、有りそうで無く、おそらく本邦唯一ではないでしょうか。読書人は、こういった本を、ずっと待っていたと思います。当書は、「ちくま文庫」を2冊買い、応募すると、もれなく贈呈された非売品ですが、キャンペーンを知らなかった人も多いので、もう一度、チャンスを与えて欲しいですネ。執筆者も豪華絢爛です。これらを全部読むには、本来37冊のちくま文庫を買うしかないのですが、どの文庫に書かれているのか、すぐには分かりません。又、これらの文章は、その解説した文庫本にしか書いていない(その解説者本人の著作集や全集には出てこない)ので、本当に意外なところに意外な人が書いていると、解説者本人のファンであっても、ずっとずっと気付かないまゝ一生を終えてしまうかもしれません。自分は唐沢先生のファンですが、こんな文章があったと云う事を、恥ずかしながら初めて知りました。赤瀬川原平:過激な質問者の山下清~阿川弘之:娘の学校~池内紀:くすり売りのおじさん~井村君江:日本妖怪博士、イギリス妖精探検の旅に出る~内田樹:教育者としての百鬼園先生~大島弓子:わたしにとっての”猫語の教科書”~大槻ケンヂ:勝負だ!ホーキング青山~岡崎武志:消失する都市へのノスタルジー~小沢昭一:落語と私~角田光代:目的のあるふりなんか~鹿島茂:タイム・トラヴェラーなぎら健壱~唐沢俊一:アジテートの書~川本三郎:「町殺し」の進む東京に抗して~北方謙三:俺は一番弟子~久世光彦:いつか見た青い空~小池滋:じわじわとしみて来る魅力~斎藤美奈子:山頂の風景~重松清:「世間」の物差しを捨てて~竹熊健太郎:遅れてきた「竹中ファン」のための覚書き~種村季弘:コドモの食卓~多和田葉子:文字と夢~筒井康隆:ヒトの味方・読者の見方~都築響一:無題~坪内祐三:贅沢な旅~鶴見俊輔:日本にめざめる一つのいとぐち~中野翠:不幸にたえる術としての幸福論~橋本治:芥川、黒沢、山田風太郎~蓮實重彦:濡れた男の陶酔~福井晴敏:「沈黙の団塊から我々へ、そして次の世代へ」~藤森照信:原平翁とトマソンの偉業をしのんで~堀江敏幸:あたらしい生の引き込み線~南伸坊:嵐山さんとおいしいもの~群ようこ:私は怒った~矢川澄子:<神>としての日記~夢枕獏:北斎に乾杯を~養老孟司:果てしない循環~米原万里:『源氏物語』そのものより面白い
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読後レビュー
NEWS
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2006/10/03
『ちくま文庫解説傑作集』(ちくま文庫編集部編)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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