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著者 | ハンス・ベルメール/著(種村季弘、滝口修造/訳) |
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出版社 | 河出書房新社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784309260051 |
登録日 | 2003/07/18 |
リクエストNo. | 18050 |
リクエスト内容
ハンス・ベルメールのエッセイ.
「人形」「人形の遊び」「イマージュの解剖学」が載っています.
投票コメント
全68件
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人形作家として取り上げられがちですが、版画や写真を通して特異な世界への窓を開いた人だと思います。創作の秘密、イメージの源泉など著者への興味が尽きません。GOOD!1
作品集とこちらの著作とを併せてこそ、より深いイメージの旅が楽しめるのではないかと期待しています。 (2008/09/01) -
ベルメールの作品は四谷シモンを筆頭にさまざまなアーティストに影響を与えました。しかしながら、日本で流行しているいわゆる球体間接人形それ自体を愛でるのではなく、あくまでもベルメールの作品を写真作品として研究しようとしたとき、人形に視点を絞って扱いがちの日本の雑誌などでの特集や批評だけではなく、ベルメール自身の言葉も含めた的確でより深い考察をすべきではないかと思います。この本が復刻されれば、ただ単に球体人形の作家としての誤ったベルメールのイメージの流通ではない方向に研究が向かうのではないかと思います。 (2006/05/10)GOOD!1
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刊行当時は高校生、限られた小遣いからポンと払えるほどの価格ではなく、いGOOD!1
ずれ・・と思う内に、他の作品集もそうだが、あまりにも入手困難になってし
まった。ようやく「骰子の七の目」との再会は果たせたが、この本はいまだ
(とんでもない価格の古本を)一度目にしただけ。懐かしさもあるが、是非と
も手許に置いておきたい一冊。復刊実現を願う。 (2004/07/08) -
ベルメールは人形や写真ばかり注目されているが、この『イマージュの解剖学』という書物はブルトンら主要なシュルレアリストの著作ともひけをとらない大作であると思う。最近アニメ映画や人形展でハンス・ベルメールが再注目されてきているが、この折に是非彼の思想にも大きな関心が払われてもいいのではと思い、復刊を希望しました。 (2004/05/20)GOOD!1
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ベルメールの、人形にかける偏執的な性愛の、内面のヴィジョンを知りたい。加えて、ベルメールは専ら人形を、「写真の被写体」として見ていたようですので、映像を通して、生身の身体でさえも人形化していく側面を持つ今の時代を考えるに当たっても、参考になるかもしれない、とも思います。 (2004/04/14)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2003/07/18
『イマージュの解剖学』(ハンス・ベルメール/著(種村季弘、滝口修造/訳))の復刊リクエスト受付を開始しました。
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