古本屋aさんの公開ページ 復刊投票コメント一覧
復刊リクエスト投票
哲学の書物を解釈するとはどういうことかを示した恰好の書物。同時に書物の「批評」とは斯くあるべしとのお手本で、数多ある批評文を大きく凌駕する。翻訳の細谷貞雄氏の翻訳文は、それだけで「文学」であり、文中登場する「精神現象学」の翻訳としても第一級のもの。長いものではないので読みやすく、文庫化して気軽に手に取ることができれば幸い。「ちくま学芸文庫」でお願いしたい。
2010/11/28
リッカートといえば、なんだか悪しき新カント派の親玉みたいで、「交通整理」と哲学を勘違いしてる「悪しきカント屋」と、一時は思ったが、「認識の対象」を読むと、他国で展開された論理実証主義の諸問題も、別な角度で検討していると思われる程、「職人」技に感服。辿って、カントの解釈を拝聴したいです。
2010/11/28
藤本訳が良いと思います。
手頃になれば、大ヒット間違いなしです。哲学に関心が薄い人でも、アフォリズムみたいなので、読みやすいし、自分でいろいろ考えることができるようになっているし、また、それを促してくれる本です。少なくともそういう「参加した」気になれるだけでも、名著中の名著です。
2010/11/28
20世紀社会科学、思想において圧倒的な影響力を持った名著。著者の数多ある著作の中でも他を圧倒する作品。でも、広辞苑のような分厚さで、持ち運び、読書の体勢など、制約がありすぎる。影響力が強烈な割に、意外と読まれていないのは、ひとえに、文庫化されなかったためだと思えます。
2010/11/06
思想を「形而上」のレヴェルで扱っていないのが魅力です。大まかな思想の流れを、社会・経済・科学・技術という生活関連の中で描き、且つ、大思想家を同様の視点で扱っており、極めてユニークで面白い読み物。プラグマティズムの思想的バックボーンも理解でき、ミードの思想も分かってくるというすぐれもの。ぜひ皆さんに読んでほしいです。
2010/11/03