10 票
著者 | 新井仁之 |
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出版社 | 培風館 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784563011413 |
登録日 | 2021/05/12 |
リクエストNo. | 71210 |
リクエスト内容
フーリエ解析の初歩からはじめ,関数解析学の入口までを体系立ててまとめた入門的解説書。解説にあたっては,二つのテーマの関連を意識し,また,理論のための理論に陥らないよう心がけ,さらに,超関数,ウエーブレット解析,シュレーディンガー作用素のスペクトル問題等,きわめて多岐にわたるトピックを盛り込んで,読者が興味をもって現代解析学の基礎理論を学ぶことができるよう配慮されている。なお,改訂・新版にあたっては,特に,フーリエ級数,フーリエ変換,ウエーブレット,ソボレフ空間に関する部分を中心に加筆し,さらに,証明等をより丁寧でわかりやすいものに変更している。(本書は「数学レクチャーノート[基礎編1]フーリエ解析と関数解析学」の改訂新版である。)
投票コメント
全10件
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この本の特徴としては証明が丁寧に書かれており読みやすく、内容が濃いところです。GOOD!2
とにかく素晴らしい本なので、フーリエ解析と関数解析学を学びたい人にはお勧めです。
関数解析は非常に抽象的ゆえに非常に利用範囲が広いのですが、一般論を展開している本ばかりで例が書いていない本ばかりというのも実情です. 本書はフーリエ変換を厳密に研究するために、関数解析が必要という視界をもたらします. (2021/05/12) -
最近新装版として出版された同著者のルベーグ積分講義で、ルベーグ積分の使い所としてフーリエ解析が紹介されており、その参考文献としてこちらの本がされていたので、是非ともこの本も読んでみたいと思ったから。GOOD!1
しかし、現在絶版となっており値段が10倍程にもなっており手がだせず、地域の図書館にもこのような専門的な本は置いていません。大学生でもないため大学の図書館で借りることも容易ではありません。
是非とも復刊お願いします。 (2023/08/06) -
関数解析の概念はフーリエ変換から関数空間とつなげて学ぶとよいという方針の数学の本。解析学の基本的なことを知っていれば読み進めることができる関数解析の入門書である。スペクトル理論の証明がかなり初等的に丁寧に書いてあってよく理解できたという記憶がある、量子力学の数学で基本的な加藤の定理や水素原子の固有状態を求めるなどの証明がきちんと書いてあり(自己共役性の証明や超関数の理論なども)、なんとか所蔵しておきた書籍であり、量子力学を学ぶときに手元に置いておきたい本なのだが、手に入らないようになっている。量子力学の数学を身に着けたいというとき、まずこれをお勧めしたいのであるが入手困難である・・・。 (2021/11/08)GOOD!1
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引用されることが多く,読んでみたい. (2024/03/12)GOOD!0
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関数解析及びフーリエ解析の初学者から研究者まで持っておいて損のない1冊。 (2023/10/14)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2024/03/12
『新・フーリエ解析と関数解析学』が10票に到達しました。 -
2021/05/12
『新・フーリエ解析と関数解析学』(新井仁之)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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takuto