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著者 | 佐藤任 |
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出版社 | 東京書籍 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784487752102 |
登録日 | 2001/11/03 |
リクエストNo. | 6355 |
リクエスト内容
ISBN:4-487-75210-8 発行日:1988年10月 価格:1,800円
インド科学論・科学史の概論。以下のような構成からなる。
第一章 古代インドの科学と哲学
(1)ローカーヤタ・唯物論
(2)ローカーヤタ哲学の特徴
(3)合理的哲学と科学
第二章 生命科学--医学
(1)始原科学としての医学
(2)アタルヴァ・ヴェーダと事火師
(3)アーユルヴェーダ・生命科学
(4)医学の流伝と医学集会
(5)インド医学の物質観
(6)アーユルヴェーダの方法論
(7)医学における討論の基準と科学
第三章 原子論
(1)原子論の起源と提唱者
(2)ジャイナ教の原子論
(3)ニヤーヤ・ヴァイシェーシカ派の原子論
(4)仏教の原子論
(5)アージーヴィカ派の原子論
(6)サーンキヤ派の発生説と五元素観
(7)インド原子論の意義
第四章 動植物の分類
(1)分類の始まり
(2)植物の分類
(3)動物の分類
第五章 技術--冶金を中心として
(1)知識と技能
(2)金属文明の時代区分
(3)ガラスの製造
(4)製鉄技術
(5)古代インドの採鉱と冶金術
第六章 数学・天文学・暦学
(1)時代区分
(2)インダス文明の時代
(3)ヴェーダの時代
(4)「シュルパスートラ」
(5)「ヴェーダーンガ・ジヨーティシャ
(6)ジャイナ教学派の貢献
(7)基数法と零記号の発見
(8)紀元後のインド数学
(9)アーリヤバタIの業績
投票コメント
全28件
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インド科学史の適切な入門書を探していて、調度よいとGOOD!1
おもったので。最近、インド数学が意外に高度に発達していたことを
知り、また、インドの原子論が、アル・ラージーに影響を
与えたらしいことなどをしり、インド科学史への興味が
募っていた。 (2002/09/30) -
題名を見ただけで、ふるいつきたくなった。GOOD!1
私は、古代インドにも多大な関心があるし、科学の歴史にもおおいに関心がある。
私は、以前から、現代科学が抱えている多くの問題を解決するための手がかりは古代のインドにある、という強い信念を持っている。
自然と人間の関わりを最もうまく処理した文明は、古代インドの文明だったと思うし、ウパニシャッド哲学などを生んだインドの思想には、けたはずれの深さがあると思う。
(こんなことを言うのは少数派かもしれないが……。) (2002/04/03) -
インドの思想が好きなため。数学や思想の発達したインドの科学についても知りたいと感じたから。 (2017/03/29)GOOD!0
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お願いします (2016/10/20)GOOD!0
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古代インドはかつて先進の文明を誇っており、そこでどのようなことが考えられていたのか知りたい。 (2010/12/02)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2001/11/03
『古代インドの科学思想』(佐藤任)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
けいじ