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新数学シリーズ 経済のための線型数学

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得票数 24

著者 二階堂副包
出版社 培風館
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784563003227
登録日 2003/05/17
リクエストNo. 16502

リクエスト内容

この本について,「数学完全ガイダンス」(日本評論社)の中で,次のように紹介しています.
「経済学部向けの線形代数で,この本は非常に薄いけれど,すばらしい本です.最後の方はフロベニウスの基本定理の証明まで出ていて,すごい本だけれども,非常にコンパクトに書いてある.こういった教科書として使うのにいい,薄い,ほんとうによい本はほとんどないですね.」

なお,この吉田洋一監修新数学シリーズは,「わかりやすく手ごろで,すぐに役に立つ」ことをモットーとして,著わされたものです.
高校上級から大学一般教養の程度で,数学専攻の人たちはもちろん,数学を道具として使う人々のための好参考書としてお奨めできるものです.

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投票コメント

全24件

  • 経済学に用いられる線形代数は、数学の教科書に記載されているものとは異なるというのが私の理解ですが、これをまとめた教科書は、英文でもなかなか見つかりません。本書の中身を見ていないのでなんとも言えませんが、ベクトル空間を用いた抽象化を志向する数学の教科書とは別に、本書のような存在は大変貴重であると思います。齋藤正彦『線型代数入門』の末尾でも、非負行列についての節で「このような行列の理論は工学および経済学における安定問題などにおいて重要な役割を演ずるものである」として、詳しくは本書を参照されたいとの脚注を記載しています。以上の通り、本書は非常に価値があると思いますので、ぜひ復刊していただければと思います。 (2017/02/26)
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  • 小さい本ですが、経済学に用いられる線型代数の基本が抑えられています。主として、非負行列の性質、あるいは非負解の存在に関する諸定理ですが、物理学への応用中心のつうじょうの線型代数の本には扱かわれていません。 (2009/08/19)
    GOOD!1
  • 現在数理ファイナンスの仕事に従事していますが、線形代数の参考書として用いている東京大学出版会の「線形代数」に、この本で触れられていない正値行列、行列不等式にかんする記述がこの本にあると参考文献でも触れられおり、入手したいと思いました (2006/06/14)
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  • 本書は私が学生時代経済数学の講義で紹介され、一橋大学を再度受験し先生のゼミに入るきっかけとなった本です。今の経済学を学ぶ学生にとっても実に利用価値の高い古典的な名著であると確信しています。このような本が再度世に出ることを願ってやみません。 (2006/03/28)
    GOOD!1
  • 近代経済学を学ぶにはベターだと思います (2018/02/08)
    GOOD!0

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読後レビュー

全1件

  • 忘れられた経済数学の名著

    この本は書かれてから10年以上、だれもが認める名著であった。その後、経済学の流れが変り、経済が多数の変数の関係であることが忘れられ、実質的に一財モデルが主流になると、次第に忘れられてきた。しかし、New Consensus Macroやその背後にあるRBC理論・DSGE理論の問題点に人々は気づきつつあり、本書を必要とするような経済学の時代がもういちどやってくるだろう。

    本書のよさは、すべてが初等的推論によって構成されていることである。ここで「初等的」というのは、やさしいという意味ではなく、微積分学の知識を必要としないという意味である。むかしは中学校でも習った一次の連立不等式を例とする「序論的考察」から始まり、帰納法を積み重ねてどんな高級な定理をも初等的に証明してしまうという妙技が展開されている。じっくり時間を掛けて読めば、数学の楽しさも分かってくる。

    本書に取り上げられている諸定理は、理工系の線型数学の教科書にはまず出てこない。それだけ特殊ともいえるが、理工系の諸君が線型不等式のもつ微妙な構造に気づかずに終わってしまうのはもったいない。Stiemkeの定理、Minkowski-Farkasの定理は、凸多面体論の基礎でもあるし、Tuckerの定理の微細な構造には驚きを隠せない。

    経済学では、これもいまはほとんど忘れ去られている非代替定理もきちんと証明されている。これはSamuelsonが2次元で発見し、KoopmansとArrowが一般化したもので、代替定理・非代替定理などと呼ばれているが、より深くは最小価格の存在定理である。

    残念なのは、古本でも本書があまり出回らなくなってしまったことだ。持っていられるなら、世のため・人のためと思って、ぜひ古本屋さんに持ち込んでください。

    ☆これはamazon.co.jpにわたしが投稿した書評です。最近は、古本としての出物も少なくなっており、復刊を待ち望んでいます。一財モデルに収束していった経済学も、リーマン・ショック以来、方向転換の模索が続いています。本書の復刊は、そうした動きを助ける効果ももつでしょう。 (2015/07/12)

    GOOD!1
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NEWS

  • 2003/05/17
    『新数学シリーズ 経済のための線型数学』(二階堂副包)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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