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教会・公法学・国家 -初期カール=シュミットの公法学-

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得票数 36

著者 和仁陽
出版社 東京大学出版会
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784130311403
登録日 2002/08/07
リクエストNo. 11535

リクエスト内容

初期カール=シュミットの思想の内在的把握を目指した研究書。日本におけるシュミット研究の最高峰の一冊。

▼目次
第1章 学知と審美主義の間で(シュミットとユンガーにおける無政治的個人主義;無政治個人主義における個人と権力;シュミットにおける「知的冒険性」 -ユンガーの審美主義との対比において;シュミットにおける文体の問題)
第2章 20世紀初頭におけるカトリック知識人の進出とシュミット(「文化カトリシスム」のなかのシュミット;カトリシスムの国家・社会・法理論とシュミットの公法学)
第3章 時代批判からのカトリック的公法学の成立(「イデオローグ」としてのシュミット;近代の問題性)
第4章 教会・再現前・国家(教会・再現前・法;再現前の歴史的モデル;ポリスのフォルムとしての再現前/同一性)
第5章 カトリック的公法学の変質(カトリック的公法学の自壊 -神学と技術の狭間で;ドイツにおける「ロマンス的 -カトリック的」思考の問題;「政治の概念」;アウトサイダーのインサイダー化と、その挫折)

復刊ドットコムスタッフ

法学者 和仁陽による、助手論文をまとめたものです。1990年刊。
思想家 カール・シュミットが、19世紀以降のドイツの国家・社会・文化をどう捉えていたのかを作品を通して描いています。
現在ではプレミア価格で取引されるシュミット研究の必読書に、多くのリクエストが寄せられています。

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投票コメント

全36件

  • この文献はカール・シュミットを公法学の観点から研究した日本語では唯一の文献です。

    現在でも文献的価値が高いにもかかわらず、絶版で、中古では5万円近くし入手困難であることから、復刊を強く希望します。 (2020/09/04)
    GOOD!2
  • カール・シュミットが、アガンベンのホモサケルでの引用などもあり、再び関心を集めている。凡庸なシュミット輸入学問がはびこる日本で、数少ない評価の高い、他を圧倒する独創的なシュミット論であり、シュミットをこれから読む人、再読する人にとってなくてはならない手引きとなる本です。古書市場でなかなか入手できず、またもやここでも、古書店という名の転売屋が「法外(例外状況?)」な価格をつけいて、入手できません。復刊を強く希望します。 (2021/05/02)
    GOOD!1
  • 憲法学・法制史・国制史・国法学等の分野でしばしば参照・激賞される高著であり、手元に置いて熟読したい一冊でありながら、品切れが長く続いており中古価格も高騰している。 (2023/01/26)
    GOOD!0
  • この本が絶版になっているのは、日本の法律学・政治学にとって大きなダメージだから。 (2022/12/09)
    GOOD!0
  • K

    K

    シュミット研究において必読文献であるだけでなく、現在の政治状況を考えるうえでも非常に示唆するところの多い研究書であるため。 (2022/11/27)
    GOOD!0

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読後レビュー

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NEWS

  • 2004/07/12
    『教会・公法学・国家』販売開始しました!

  • 2002/08/07
    『教会・公法学・国家 ―初期カール=シュミットの公法学―』(和仁 陽)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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