復刊ドットコム

新規会員登録

新規会員登録

V-POINT 貯まる!使える!

蓮實贋彦さんの公開ページ 復刊投票コメント一覧 2ページ

復刊リクエスト投票

  • スージーちゃんとマービー

    【著者】さべあのま

    さべあのま先生の作品は昔から愛読してきたのだが、どうしたわけかこの作品だけは読んだことがない。これを読めば、単行本はすべて読んだことになるのでぜひ復刊してもらいたい。(2018/02/10)
  • 旧約における超越と象徴 解釈学的経験の系譜

    【著者】関根清三

    解釈学とは何かについて具体的に論じた名著。再版が出てもすぐに品切になってしまう。(2017/01/19)
  • 資本論五十年 上・下

    【著者】宇野弘蔵

    宇野弘蔵の著作はもっと読まれなければならない。(2017/01/14)
  • 国学政治思想の研究

    【著者】松本三之助

    こういう本はわたしが復刊を希望しないと誰も見向きもしないだろうから。(2017/01/14)
  • 日本のルィセンコ論争

    【著者】中村禎里

    擬似科学が話題となっている現在、二十世紀最悪のトンデモ科学の実態をひとりでも多くの読者に知ってもらいたい。(2017/01/14)
  • 生命記号論 宇宙の意味と表象

    【著者】ジェスパー・ホフマイヤー 著 / 松野孝一郎 高原美規 訳

    基本書である。(2017/01/14)
  • 野坂昭如+滝田ゆう 怨歌劇場

    【著者】滝田ゆう・野坂昭如

    野坂昭如さんの大ファンだから。その野坂さんの小説を滝田ゆうさんが漫画化していることは、あまり記憶されていない。というよりも、滝田さんの作品自体が入手困難になってしまった。わたしも知らない戦前、戦中のことを、わたしは野坂さんの小説や滝田さん、水木しげるさんの漫画で学んだ。そして、自由と平和との価値も学んだ。水木さんの作品は読んでいるが、野坂さんや滝田さんを読んだことがない人たちが、この本を手にしてくれたら、ファンの一人として、この上ない喜びである。(2016/03/01)
  • 中国の伝統思想

    【著者】島田虔次

    そう。島田虔次の名前が忘れられて久しい。この本が復刊されることによって、若い読者を獲得し、思想史に関する新たな研究が進められることを切に希望する。(2016/02/27)
  • 歴史・レトリック・立証

    【著者】カルロ・ギンズブルグ 著 / 上村忠男 訳

    必読の基本書である。(2016/02/27)
  • 書翰文講話及文範

    【著者】芳賀矢一・杉谷代水

    杉谷代水について関心を持っています。その傑作が読めない状態になっているので困っています。冨山房の社長さんに直接頼んだことがありますが、らちがあきませんでした。しかし、復刊を願うたくさんの声があれば、必ず復刊されるはずです。(2016/01/17)
  • 徒然草抜書 -表現解析の方法

    【著者】小松英雄

    講談社学術文庫版が2007年9月10日に第7刷として復刊されたというのに、気づいたらもう品切れになっていた。この本はテクスト解釈学のすぐれた実践の記録であるので、常時入手できるようにしておくことが望ましい。日本語を、学び、教える、総てのひとびとのための必読書なのである。(2012/09/26)
  • 機能文法概説 ハリデー理論への誘い

    【著者】M.A.K.ハリデー 著 / 山口登 筧壽雄 訳

    わたしの語学力では、言語学の原書を理解するにはおぼつかないことはなはだしい。“ An introduction to functional grammar ”を机の端に置き、手元には『機能文法概説』を置いて、理解のほとんどは、日本語版の記述による。それでも、本書では重大な誤解が生じないほどに、訳文が正確かつ親切なのである。内容は英文法の参考書に最適だが、それにとどまらず、教育学一般、社会学、文学研究、物語論、人工知能研究など、極めて広範な領域に応用可能なのである。なお、原著は2004年に第3版が上梓されたので、それを踏まえて、第2版との異同など、詳細な情報を注記してもらえたら、新たな読者を開拓できるとおもうのだが。(2012/06/09)
  • 俳諧師蕪村・差別の中の青春

    【著者】小西愛之助

    戦後日本における身分制史研究において、1980年代に入ると、多様な身分集団が発見されていった。これを「身分的周縁」という。都市部に生活するかれらのなかに俳諧師も含まれることはいうまでもない。天明期に活躍した俳諧師與謝蕪村は、だから、本来的にある種の差別に生きた者なのである。もちろん著者は、蕪村が江戸に流れ着いた理由を探る。そして、蕪村が農地を捨て、宗門改帳から籍を抜かれた「非人」だったことを史料に基づいて裏付けている。徳川時代における身分制史研究は本書刊行(1987年)以降、大いに改まり、現在も研究は進行中である。そのなかで、徳川時代は現代のわたくしたちが想像するような厳しい身分社会ではなかったことや、多くのひとびとが身分の上昇を願っていたことなどがあきらかになっている。これらの新しい研究を踏まえて、もう一度蕪村の生活と意見とを探ってみたい。それは単に小説執筆にとどまらぬ、歴史研究者、文学研究者、広く日本と日本の歴史を考えようとする広範な読者に知的な興奮を与えてくれるはずだ。(2012/06/09)
  • ファウスト 悲劇第2部 上・下

    【著者】ゲーテ 著 / 手塚富雄 訳

    わたしは、この中公文庫の手塚富雄訳『ファウスト』を全巻架蔵しているので、悲劇の第2部が絶版になっていることに気づかなかった。日本語訳も数多く中で、手塚訳は抜きんでて格調高く、今日でも全く古びていない。手塚訳の『ファウスト』は、すでに日本語の古典となっているといっていい。もし復刊されるなら、わたしは、もうひとそろい購うことに吝かではない。永遠に古典的なるもの、われらを引きて往かしむのである。(2012/03/31)
  • ないものの存在

    【著者】田中小実昌

    『ないものの存在』は、『カント節』と並んで作者が晩年書き継いでいた哲学小説ともいうべきものの一冊である。当時学生だったわたしは、時に田中氏と一緒にバスに揺られながら、小説ともエッセイともいえぬ、これらの作品の断片を聞いたことがある。田中氏自身が不存在となってしまった今こそ、多くの読者にこの本を読んでもらいたいと思う。わたしからではなく、田中氏自身の言葉を直接に、それも、自分がかつて読んでいるから、なおさら、新しい本を、若い読者に贈りたいのである。(2010/06/16)
  • 廣松渉著作集 全16巻

    【著者】広松渉

    いつから時代は不透明になったのだろうか? ソビエト連邦が崩壊しマルクス主義など不用になったと思い込んでいる間に、われわれはもう一度世界の本質について思考しなおす必要があったことを忘れていた。廣松渉――マルクス主義に立脚しながらも、われわれに哲学的思考の重要性を教えてくれたこの世界的な思想家の著作の大部分が入手できない状態が続いている。この異常な事態を打開するためには、『廣松渉著作集 全16巻』の復刊がぜひ必要なのだ。江湖に在る篤学の士に対し広く復刊リクエストの投票を求める。(2010/05/11)

V-POINT 貯まる!使える!