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著者 | 田中小実昌 |
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出版社 | 福武書店 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784828823577 |
登録日 | 2004/02/23 |
リクエストNo. | 22747 |
リクエスト内容
西田哲学の論理にたちどまり、浅田彰「逃走論」を追いかけ、柄谷行人「探究」をたんきゅうする。コトバによって閉じてゆく世界を独自の視点で開示する哲学小説5篇を収録。
投票コメント
全11件
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『カント節』同様読んだことはないが併せて読みたい。GOOD!1
そう言えばこの2つの書名を知ったのは著者の訃報記事を読んだときだった。そもそも著者の書いたものはひとつも読んだことがなくて、氏のことは昔見たテレビのクイズ番組にときどき出てくるひとというくらいしか知らなかった。そんな生半可な読者だが読ませてほしい。 (2010/06/18) -
『ないものの存在』は、『カント節』と並んで作者が晩年書き継いでいた哲学小説ともいうべきものの一冊である。当時学生だったわたしは、時に田中氏と一緒にバスに揺られながら、小説ともエッセイともいえぬ、これらの作品の断片を聞いたことがある。田中氏自身が不存在となってしまった今こそ、多くの読者にこの本を読んでもらいたいと思う。わたしからではなく、田中氏自身の言葉を直接に、それも、自分がかつて読んでいるから、なおさら、新しい本を、若い読者に贈りたいのである。 (2010/06/16)GOOD!1
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コミさんのテツガクショーセツ(本人は他の雑文と区別してなかったらしいが)を是非読みたい。 (2010/12/04)GOOD!0
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某ブックガイドの必読書に載っていたので。 (2009/02/26)GOOD!0
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ぜひ読みたい。 (2008/11/10)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2004/02/23
『ないものの存在』(田中小実昌)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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本の森の迷い人