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啓蒙主義の哲学 上

エルンスト・カッシーラー 著 / 中野好之 訳

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啓蒙主義の哲学 上下(ちくま学芸文庫)
著者 エルンスト・カッシーラー 著 / 中野好之 訳
出版社 筑摩書房
判型 文庫
頁数 352 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784480087713

商品内容

啓蒙主義は、すでに乗り越えられた浅薄な思想なのか。のちの思想家たちから「反省哲学」「過去の思想」という烙印を押されてきたが、はたしてそうか。18世紀啓蒙主義の「明るい鏡」を現代批判の鏡として位置づけ、自らそれとの内面的対決を果たした著者は、批判精神に満ちた鋭い洞察力で、啓蒙主義の思考形式から「美学」の誕生までの諸側面を余すところなく分析し、その統一的結びつきを解明する。
哲学者カッシーラーが従来の批判を排し、啓蒙主義思想の再評価を打ち立てた古典的名著。文庫化にあたり全編改訳。上巻は啓蒙主義の思考形式、自然観と自然科学、心理学と認識論、宗教の理念を収録。

▼目次
第1章 啓蒙主義時代の思考形式
第2章 啓蒙主義哲学思想に現われた自然と自然科学
第3章 心理学と認識論
第4章 宗教の理念
--原罪の教義と弁神論の問題
--寛容の観念と「自然宗教」の成立
--宗教と歴史

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読後レビュー

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復刊投稿時のコメント

全20件

  • 電子書籍版はあるのですが、やはり紙で読みたいです。
    復刊を強く希望します。 (2019/07/10)
    GOOD!0
  • 近代美学の成立史を描いたものとしてほかに変えがたいものとされている重要な著作であるため、研究者、芸術家を問わず、美学と芸術学に関心があるひとにとってひじょうに価値のある書であるため。たとえば、定評のある美学史の教科書である、小田部胤久『西洋美学史』(2009)においても参考文献としてあげられている。 (2018/08/27)
    GOOD!2
  • 絶版状態であるため。
    現代においても必読文献だと思われる (2018/04/21)
    GOOD!0
  • 絶版状態なので復刊を希望します。 (2017/07/14)
    GOOD!0
  • カッシーラは新カント学派の哲学者であり、また啓蒙主義時代の哲学を解説する思想史家でもある。そうしたカッシーラの名著のひとつであるこの著作が絶版となっていることは残念であり、復刊を望むものである。 (2017/03/09)
    GOOD!2

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