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フィボナッチの兎

アダム・ハート=デイヴィス 著 / 緑慎也 訳

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著者 アダム・ハート=デイヴィス 著 / 緑慎也 訳
出版社 創元社
判型 210×152mm
頁数 176 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784422414270

商品内容

古代から数学者は「紙と鉛筆」を使って数学の世界を切り拓いてきた。ピタゴラスの定理とも呼ばれるx^2+y^2=z^2は、彼が発見した定理ではない。しかし彼は直感と論理にしたがい、それが正しいことを「証明」したのだ。
その後もフェルマー、ワイルズ、フィボナッチ、ニュートン、オイラーなどによる数学的発見がつづく。これらはすべて先駆者たちのひらめきの上に築かれたものだ。
50の偉大な発見で見る壮大なヒストリー。

▼目次
第1章 いにしえを訪ねて 紀元前2万年~紀元前400年
イシャンゴの骨に刻まれたのは? --数を数えた最初の証拠
なぜ10まで数えるのか? --数字のはじまり
なぜ1分は60秒なのか? --シュメールの60進法
円を正方形にできるか? --無理数と格闘したギリシャ人
いかに分数はエジプトのものになったか? --リンドパピルスとエジプト数学
証明とは何か? --ピタゴラスの定理
無限の大きさとは? --「とても大きい」と「とても小さい」の数学

第2章 問題と解法 紀元前399年~紀元628年
論理を求めたのは誰か? --ユークリッド『原論』
素数はいくつあるか? --ユークリッドの背理法による証明
πとは何か? --πの極限を求める
地球はどれくらい大きいか? --太陽、影、そしてギリシャ幾何学
代数の父は何歳か? --計算に文字を使う
無とは何か? --ゼロの価値

第3章 ウサギと現実 629年~1665年
数字なしに計算できるか? --2次方程式を解く
ウサギは何匹いるか? --自然界の数列
数は実在する必要があるか? -- -1の平方根
骨でどうやって計算するか? --掛け算の単純化
樽の体積はいくらか? --切片で体積を量る
座標系とは何か? --解析学のはじまり
確率とは何か? --確率論の発明
小さな一歩の速度を測れるか? --微積分の発明

第4章 数学の空白をつなぐ 1666年~1796年
ネイピア数とは何か? --すべての成長の陰にある数
はたして橋は渡れるか? --グラフ理論を生んだゲーム
偶数を素数に分けられるか? --腹が立つほど単純な定理
流れを計算できるか? --流れを制御してエネルギーを節約する
宇宙のどこなら駐車できるか? --三体問題
球の上のアリは理解できるか? --ガウス曲率

第5章 人命救助、論理と実験 1797年~1899年
いかに波は温室効果を招くか? --フーリエ変換
振動はなぜパターンを描くのか? --弾性体研究の第一歩
そこに解法はあるか? --方程式を解く新たな方法
機械は対数表をつくれるか? --最初の機械計算機
思考の法則とは何か? --ブール代数の発明
統計学は命を救えるか? --統計分析と医療改革
辺は何本、境界はいくつ? --トポロジーの誕生
どの円に含まれるのか? --ベン図
なぜある種の系はカオスに陥るか? --可能性の陰にある数学

第6章 意識と宇宙の中で 1900年~1949年
サルの大群はシェイクスピア戯曲を書けるか? --無限のサル定理
エネルギーは不変か? --宇宙を代数学で定義する
退屈なナンバープレートのタクシー? --1,729と数論
勝つ最良の方法は? --ゲーム理論と数学的戦略
それは完全か? --数学の核心に挑む
フィードバックループとは何か? --制御と通信理論
情報を送信する最良の方法は? --2進数とデジタル信号
戦略を変えるべきか? --「後悔しない」ゲーム理論

第7章 コンピューター時代 1950年~
コンピューターが解ける問題はあるか? --決定問題の解決
チョウは竜巻を引き起こすか? --予測困難性の数学
カイトとダーツが覆うのは何か? --目まいを引き起こすペンローズのタイル
フェルマーは証明したのか? --フェルマーの最終定理を解決する
ものはいかに曲がるか? --リーマン面の動力学
スクトイドとは何か? --新たな図形を発見する

▼著者プロフィール
アダム・ハート=デイヴィス
1943年生まれ。オックスフォード大学で修士号、ヨーク大学で博士号を取得。専攻は化学。科学書の編集やプロデューサーとしてテレビ番組制作に携わった後、著述家、写真家、歴史家、テレビ番組の司会者として活躍。著書は30冊を超える。主な著書に『サイエンス大図鑑』(河出書房新社)、『時間の図鑑』(悠書館)、『世界を変えた技術革新大百科』(東洋書林)などがある。

緑慎也(みどり しんや)
1976年、大阪生まれ。出版社勤務、月刊誌記者を経てフリーに。科学技術を中心に取材活動をしている。著書『消えた伝説のサル ベンツ』(ポプラ社)、共著『山中伸弥先生に聞いた「iPS細胞」』(講談社)、翻訳『大人のためのやり直し講座 幾何学』『デカルトの悪魔はなぜ笑うのか』『「数」はいかに世界を変えたか』(創元社)など。

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