148 票
著者 | ロレンス・スターン |
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出版社 | 岩波書店 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784003221211 9784003221228 9784003221235 |
登録日 | 2002/04/21 |
リクエストNo. | 9154 |
リクエスト内容
とりとめなく進行していくちょっと変わった面白い小説。古典。「くすっ」と笑える場面の連続。夏目漱石も絶賛しています!セイヤーズのミステリにも出てきますし、万人必読の書だと思います。
投票コメント
全148件
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わたくしはかろうじて古本屋で入手して読みましたが、妙齢のご婦人に「あら、私も読んでみたいわ」と言われたとき、この黄変を通り越して茶変に至ったような書物をお渡しできるでしょうか。その白魚のような指がシミの浮いた酸性紙のページをめくることなど、想像するだに罪悪です。そうです。もはや復刊しかありません。 (2003/09/26)GOOD!4
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かの夏目漱石も読んだという文学作品。最も文学らしい文学との評を聞いて、読みたくならない読書氏はいないだろう。だがそのような作品でも手に入らなければ読めないことは確かである。近くの図書館でも古いものしかなく、状態もいいものではないので、是非復刊してもらいたい。 (2021/06/18)GOOD!2
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『週刊読書人』2023年2月17日号(3477号)で、中森明夫が文壇バーに出入りするようになったころに、柄谷行人から「「そんなものよりローレンス・スターンの『トリスラム・シャンディ』を読め」と言われました。読んでびっくりしましたよ。小説というジャンルは、十八世紀において、既に行き着くところまで行っていた。作中に不思議な図や記号が出てきたり、話の進行状況を曲線で描いてみせたり、そんな無茶苦茶なことを二五〇年前にやっていた。最初から小説って物凄く自由だったわけです。だから、どこまで破天荒にしても小説というジャンルは壊れない。むしろそこから真の小説の姿が経ち現われるという確信が、僕にはあるんですね」と語っているため。 (2023/02/21)GOOD!1
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電子書籍化されていることもあって、この本の復刊を希望するのに強い動因は本来ないような気もするのだが、こういう古式ゆかしい小説は折角だし紙の本で読んでみたいという人は多いと思う。GOOD!1
(これが無理というなら、どうも久しく復刊されていない様子のセンチメンタルジャーニーの方を。
欲を言えば、メレディスの『エゴイスト』の翻訳も復刊して欲しい) (2020/12/23) -
いわゆる"意識の流れ"派小説の先駆的著作とされており、文学史上多大な価値を持つのはもちろん、純粋な面白さに関しても、古今東西の名作に引けを取りません。私は原語版と岩波文庫の翻訳を両方読んだことがあるのですが、朱牟田氏の訳の巧みさや、原典の独特な構成の再現度の高さには驚かされました。日本における英文学研究においても重大な地位を占めている作品でもあると思うので、是非復刊していただきたいです。 (2020/10/28)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2006/10/24
『トリストラム・シャンディ 上』販売開始しました! -
2006/05/23
復刊!ロレンス・スターン著/朱牟田夏雄訳『トリストラム・シャンディ』 -
2004/04/25
『トリストラム・シャンディ全3巻岩波文庫』が規定数に到達しました。 -
2002/04/21
『トリストラム・シャンディ全3巻岩波文庫』(ロレンス・スターン)の復刊リクエスト受付を開始しました。
最近の復刊活動
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2004/05/18
この本は出版社へ復刊希望のメール連絡済みです。
実際に交渉した際には改めましてご連絡します。 -
2004/04/25
交渉情報はもうしばらくお待ちください。
公開可能な交渉情報がございましたらすぐにご連絡します。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
坤