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著者 | マルカム・ラウリー 著 / 斎藤兆史 監訳 / 渡辺暁 山崎暁子 訳 |
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出版社 | 白水社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784560099018 |
登録日 | 2000/06/27 |
リクエストNo. | 901 |
リクエスト内容
故郷から遠く離れたメキシコの地で、酒に溺れていく元英国領事の悲喜劇的な一日を、美しくも破滅的な迫真の筆致で描く。清新な新訳。
【刊行年】初版2010・最終版2015年
【判型】四六判【頁数】506頁
【価格】予価4180円(本体3800円)
投票コメント
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ジョン・ヒューストン監督の映画は秀作だと思う。それはともかく、ラウリーの小説は、ジョイスばりの意識の流れを追求した野心作で、全12章を4人の視点によって、ある一日の出来事がこもごも語られていく。イヴォンヌがヒューと関係を持ったがために、イヴォンヌを愛する夫ジェフリーは苦しみ、アルコールに身を沈めていく。愛すれど心さびしい夫婦のコミュニケーションの断絶を、かくも壮麗に描き上げた文学作品をほかに思い浮かべることはできない。この本は初版3千部が刷られただけで絶版となり、ファンが手放さないため、古本市場にも滅多に出ないレア本だ。そろそろ復刊されてもいいのではないだろうか。2010年3月新訳刊行決定。 (2009/09/18)GOOD!2
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アメリカのいわゆるロストジェネレーションの作家に興味を持っていました。マルカム・ラウリーを知ったのは、川本三郎氏の「スタンド・アローン」という本からです。あのガルシア・マルケスがもっと多く読み返した作品。あの皮肉屋のトールマン・カポーティが「美しい」と評した本・・・。ここ何年か探してきましたが、まるでみつからないのです。どうしても、読みたい本です。GOOD!1
どうにかならないものでしょうか? (2008/03/04) -
この本は翻訳がひどかった覚えがあるので、新しい翻訳が出たら読みなおしてみたいです。ちなみに、私がこの本を知ったのは、大江健三郎ではなく、エルヴェ・ギベールの小説の中にミシェル・フーコーが大好きな本だと紹介されていた事からです。 (2003/08/02)GOOD!1
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我が青春の「読み残しの書」です。一度、八王子市立図書館で借りだして、期限が来たので、泣く泣く返した覚えがあります。17年間、お預け食ってる犬みたいな気持ちですな。ああ、勉強なんかほっぽらかしてでも読んどきゃ良かった。 (2000/06/27)GOOD!1
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紛れもない世界文学の傑作。GOOD!0
中古本が高騰してるのでお願いします! (2023/02/23)
読後レビュー
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『活火山の下(新しい世界の文学 第35)』(マルカム・ラウリー著 加納秀夫訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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ウルリヒ