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著者 | 長谷川毅 |
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出版社 | 中央公論新社(中央文庫) |
ジャンル | 専門書 |
登録日 | 2019/04/01 |
リクエストNo. | 68177 |
リクエスト内容
太平洋戦争をどうやって終わらせるのか?ポツダム会談は、スターリンとトルーマンの熾烈な戦いのはじまりだった。それぞれの黒い「時刻表」をめぐって野望と思惑と駆引きが交錯するようすを、国際的文脈から完璧に描き出す。
読売・吉野作造賞、司馬遼太郎賞受賞作の単行本に新情報を追加した決定版。
投票コメント
全1件
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太平洋戦争末期のアメリカ、ソビエト、日本の角逐を、それぞれの一次資料を駆使して描ききった書籍です。アメリカの広島長崎への原爆投下、ソ連の日本への参戦、日本のポツダム宣言受諾を巡る相互の連関が詳細に呈示されており、それが戦後東アジアの国際関係(国境)に刻まれていることが理解できます。GOOD!1
元本は、2006年に中央公論新社から発行されたのですが、2011年に文庫化に際して、新たな資料を使って大幅な加筆がされており、著者自身の解釈も修正されています。
ネット上の「日本の古本屋」では、文庫本の在庫がなく、現在非常に手に入れることが難しい本になっています。
(図書館で借りて一読しましたが、この分野の基本文献の一つと思われますし、手元において再読したいので復刊のリクエストをしました。) (2019/04/01)
読後レビュー
NEWS
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2019/04/01
『暗闘 スターリン、トルーマンと日本降伏 上・下』(長谷川毅)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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ks