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原典訳 マハーバーラタ 全8巻

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得票数 213

著者 上村勝彦 訳
出版社 筑摩書房
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784480086013 9784480086020 9784480086037 9784480086044 9784480086051 9784480086068 9784480086075 9784480086082
登録日 2010/12/29
リクエストNo. 52301

リクエスト内容

「ここに存するものは他にもある。しかし、ここに存しないものは、他のどこにも存しない」

バラタ族の戦争を本筋とし、その中に数多くの神話・宗教説話などを挿入して編纂されたインド2大叙事詩の一つ。

インド思想を知る上で不可欠の書。

復刊ドットコムスタッフ

古代インド文学研究者の上村勝彦が、古代インドの叙事詩=「マハーバーラタ」を原文から翻訳。全11巻予定でしたが、8巻目の途中で上村氏が急逝し未完となりました。2002年刊。
「マハーバーラタ」とは、バラタ族の2王族、クル家とパーンドゥ家の18日間にわたる戦いを主題とする物語で、ヒンドゥー教における聖典の一つです。
サンスクリット語から直接日本語へ翻訳されている貴重な本書に、手元に置いておきたいと、多くのリクエストが寄せられています。

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投票コメント

全213件

  • 原典訳には、英語からの重訳にはない研究上の意義と重みがあると思います。マハーバーラタが原典訳で読めるなんて、そうとうに稀有な体験。その上、原典訳なのにリーダブル、だからといって変に読みやすくしていないのもいい。訳者の急逝により完結していないとはいえ、こんなにいい本が絶版なんて信じられない!図書館が頼みの綱でした。古本も、高すぎて手が出ません。どうにかなりませんか! (2016/01/04)
    GOOD!7
  • マハーバーラタの邦訳は幾つかありますが、サンスクリット語から直に日本語へ翻訳されているものは本書のみ。研究書としての意義は勿論、他の抄訳にはない原文のパワーが本書にはあります。上村先生の翻訳による、骨太かつ典雅な文章が描くインド神話の世界に魅了されます。
    また、古代よりの聖典であるだけの理由があり、そこにある人間ドラマは時と国を隔てた現代日本人にも共感を呼び起こし、訴えるものがあります。
    近年、神話を下敷きにしたゲームの流行や、バーフバリに始まるボリウッドブームにより、マハーバーラタやインド神話に注目が集まっています。研究者だけではなく一般層の需要が見込めるはずです。
    バガヴァッド・ギーターに代表されるように、マハーバーラタには「人はどう生きるべきか?」という普遍的な問への示唆が含まれています。
    様々な情報が飛び交い、誰もが迷う現代社会にこそ、マハーバーラタのような古典が必要なのではないでしょうか。

    また、一部の研究者には、断筆した本書の続きを翻訳したり、完成を目指そうとする動きもあるようです。
    本書の復刊は、日本におけるインド神話研究の活性化に繋がると考えます。 (2022/02/07)
    GOOD!4
  • ゲームから興味を持ちましたが絶版ということでしたので復刊していただきたいです。
    せっかく興味を持っても本が手に入らなければそこで知識の継承が止まってしまいます。
    全8巻もありますので大変なことは想像できますが、新しい読者が埋もれながら待っていますので復刊してください。よろしくお願いいたします。 (2021/11/22)
    GOOD!3
  • サンスクリット語からの直訳は現在上村版だけでそれもなかなか手に入りません。ぜひ復刻してほしいです。 (2021/11/21)
    GOOD!3
  • 貴重なサンスクリット語からの訳であると評判で、読んでみたいと思っていたところ、住んでいる近くでは図書館にも入っていないか、入っていたとしても全巻が揃っていない。中古のもので全巻を揃えようとすると学生の自分には厳しいので、ぜひ復刊をお願いしたい。 (2019/06/25)
    GOOD!3

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読後レビュー

全1件

  • プーナ批判版をもとにした日本では貴重な翻訳

    現状、日本語の主要な翻訳版は後述のものがありますが、プーナ批判版をもとにした翻訳は、この原典訳のみの模様です。

    プーナ批判版か、より人口に膾炙した普及版か、それぞれの底本に長所も短所もありますが、マハーバーラタ翻訳はプーナ批判版を底本にするのが一般的なところ、日本語の該当翻訳版がないのは事実。

    貴重な成果のため、是非復刊を希望します。

    ※プーナ批判版:The Bhandarkar Oriental Research Institute(BORI)というインドの研究所が、無数のマハーバーラタの写本を比較検討のうえ、共通ではない箇所を削除して、より原型に忠実なバージョンを構築したもの。

    上村版(一巻の前書に底本の記載あり)は、プーナ批判版の和訳版。

    山際版(一巻の後書に底本の記載あり)は、M. N. Dutt(Manmatha Nath Dutt)による英訳版の和訳版。この英語版は、北方写本であるカルカッタ版ベースとのこと。

    池田版(二巻の後書に底本の記載あり)は、Gita Pressから出版されたSANKSHIPT MAHABHARATという上下巻の簡約ヒンディ語版の和訳版。

    レグルス版(一巻の前書に底本の記載あり)は、C. Rajagopalachari(Chakravarti Rajagopalachari)による英語要約版の和訳版。 (2016/04/26)

    GOOD!5
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NEWS

  • 2023/07/27
    『原典訳 マハーバーラタ 全8巻』が200票に到達しました。

  • 2017/05/22
    『原典訳 マハーバーラタ』が100票に到達しました。

  • 2016/05/16
    『原典訳 マハーバーラタ』が50票に到達しました。

  • 2016/01/04
    『原典訳 マハーバーラタ』が10票に到達しました。

  • 2010/12/29
    『原典訳 マハーバーラタ』(上村勝彦)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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