テレフォネさんのページ 復刊リクエスト投票 全訳 アティシャ 菩提道灯論 【著者】望月海慧 訳 アティシャはヴィクラマシーラ寺院の高僧としてインド後期仏教史の重要論者であるとともに、チベットにわたり数種のチベット訳や本書のような顕密折衷型の修行論書の執筆を通してチベットでの重要論者としても知られる。菩提道灯論(ラム・トン)は修道次第(ラム・リム)を説く、彼の主要著作である。全訳であるというのは珍しいことであるから、是非復刊していただきたい。(2025/08/03) 八十四人の密教行者 【著者】Pema Rinzin 本書は現在広島大学に在籍中の杉木恒彦氏によって訳されている。杉木氏はサンヴァラ系密教を中心として広く密教研究を行う。そんな氏が初期に出版した本が本書である。氏の研究史を追う上で必要な本であろう。(2025/08/03) 原典訳 マハーバーラタ 全8巻 【著者】上村勝彦 訳 インド研究において叙事詩の文学史的、思想史的意義は絶大である。さらに近年、プラーナ文献群の整理研究も活発であるが、その内容も叙事詩からの場面借用などが多いと聞く。こうした点を踏まえると、日本語で手軽に叙事詩の一つであるマハーバーラタを参照できるという点は大きい。 さらに、一つ一つの説話は興味深いものが多く、インド読み物としても本書は最適であるように思われる。(2025/08/03) サーンクヤの哲学―インドの二元論 【著者】村上真完 サーンキャの名で括られる思想は他学派における思想の前提や批判対象となっているだけでなく、叙事詩などにも見える。そして一概にまとめられないと聞く。こうしたものを網羅的に扱った本書は研究上大きな価値があると思われる。(2025/04/28)
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全訳 アティシャ 菩提道灯論
【著者】望月海慧 訳
八十四人の密教行者
【著者】Pema Rinzin
原典訳 マハーバーラタ 全8巻
【著者】上村勝彦 訳
さらに、一つ一つの説話は興味深いものが多く、インド読み物としても本書は最適であるように思われる。(2025/08/03)
サーンクヤの哲学―インドの二元論
【著者】村上真完