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大相撲

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著者 高橋義孝・北出清五郎
出版社 平凡社
ジャンル 実用書
ISBNコード 9784582810578
登録日 2006/08/03
リクエストNo. 34812

リクエスト内容

ひと月おきに場所がやってくる。早いな、とも思う。だが、ほのかに墨の香りがする番付を手にすると、心は早、土俵にとぶ。1年を20日で過ごすよい男は遠い昔の話。4日に1日の割りで本場所をつとめ、成績によって地位が昇降する。この間にけいこあり、巡業にも行く。見かけほどには楽でない。お角力さんの生活裏表をのぞいてみよう。

ドイツ文学者で相撲にも造詣が深く、横綱審議委員会の委員長もつとめた高橋義孝氏と、NHKの大相撲解説者として活躍した元関脇、神風正一氏、そして長く氏の相方をつとめたアナウンサーの北出清五郎氏、作家の山口瞳氏の四者が説く大相撲の楽しみ方。本書の出版当時は蔵前国技館全盛期で、北の海、輪島、二代目貴乃花、高見山などが活躍した時代であるが、三十年経った現在でも相撲についての基礎知識を得るには最上の書籍と言える。また、現在の角界が何を得、何を失ったかを検証するためにも有用である。写真は佐藤明氏が担当。平凡社カラー新書57として1977年出版。144頁、定価は550円。

登録者の評価★★★★★★★★★★

【目次】

◇カラー版8頁:美と力の土俵

■相撲見物五十有余年(高橋義孝)
横綱と私 土俵上の一番 土俵を見る目

■力と技の秘密(対談:神風正一・北出清五郎)
四股踏みにも三年かかる 限界を超えたぶつかり稽古 体格に合った取り口 相撲は立ち合いにあり 豪快な技も基本から いい勝ち方、悪い勝ち方

◇カラー版24頁:相撲物知り帖1

■相撲物知り帖(北出清五郎)
変わってきた相撲界 兄弟子の役割 崩せぬ身分制度 おかみさん-陰の取締役 部屋の一日 稽古が全て 番付発表から初日まで 土俵の脇役 行司-土俵の主宰者 呼び出し-多忙な世話役 床山-かけがえのない存在 支度部屋の明暗

◇カラー版24頁:相撲物知り帖2

■巡業(波多野亮)
裏方さんは大奮闘 小さな町の大きな話題 お角力さんのディスカバー・ジャパン

◇カラー版8頁:巡業-当地巡業・本日限り…

■相撲、この粋な世界(対談:高橋義孝・山口瞳)

■コラム:神風相撲教室 砂かぶり

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投票コメント

全1件

  • 写真頁の力士の顔ぶれが懐かしい。名解説者、神風氏を知らない世代にもぜひ読んで欲しい。写真製版を向上させて欲しい。 (2006/08/03)
    GOOD!0

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NEWS

  • 2006/08/03
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