42 票
著者 | 詳細は内容欄を参照してください |
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出版社 | 集英社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784087602357 9784087602364 9784087602371 9784087602388 9784087602395 9784087602401 9784087602418 9784087602425 9784087602432 9784087602449 9784087602456 |
登録日 | 2005/03/20 |
リクエストNo. | 28403 |
リクエスト内容
『族長の秋』 ガルシア=マルケス ※単行本(新潮社)は入手可能
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=10422
『豚の戦記』 ビオイ=カサレス
若い連中が何者かを丸太や鉄棒でメッタ打ち。それは若者と老人との戦争のはじまりでもあった―。悲惨な殺りくと迫害。南米アルゼンチン、冬6月の凍える1週間の物語。
『失われた足跡』 カルペンティエル
時はあらゆるものを幻に変える!オリノコ川上流で出会った未開種族の女。数ヵ月後、再び訪れた時には、かつての私がたどった足跡は消し去られていた―。近代から未開へ、時間が逆行する旅を描く。
『老いぼれグリンゴ』 フエンテス ※世界文学全集Ⅱ-08(河出書房新社)に収録
http://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68312061
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309709604
『三つのブルジョワ物語』 ドノソ
甘い生活に秘められた悲喜劇!スペインのブルジョワの姿を、コメディタッチで風刺的に描いた作品集。「チャタヌーガ・チューチュー」「緑色原子第五番」「夜のガスパール」を収録。
『赤い唇』 プイグ
タンゴの街に、夢と嫉妬、裏切りと殺意の炎が燃えあがる!美貌のドンファン、カルロスをめぐって、金髪娘のネネや金持ちの娘マベルたちが絡みあってくり広げる、クールで熱いラブ・ゲーム。
『石蹴り遊び』(上・下) コルタサル ※単独リクエストあり
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=10940
『はかない人生』 オネッティ
妻との別居、突然の失業…。八方ふさがりの人生に押しつぶされそうな男ブラウセン。失意にかられながらも、自らを解放して新しい人生を手にするために、未知の世界へと踏みこんでいく―。
『ラテンアメリカ五人集』
砂漠の戦い パチェーコ/小犬たち バルガス=リョサ/鏡の前のコルネリア オカンポ/白 青い目の花束 見知らぬふたりへの手紙 オクタビオ・パス/グアテマラ伝説集 アストゥリアス
『砂の本』 ボルヘス ※入手可能
「砂の本」「汚辱の世界史」を収録。
投票コメント
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この文庫が毎月1巻ずつ刊行されるたびに、特に何の感慨もなく当然のように購入していたが、いざ実際に絶版になってみると、いかにこれらの本が貴重であったか認識を新たにさせられる。現在、ラテンアメリカ文学で文庫で購入できる作品は極めて少ない。若い人たちが読みたくても読めない状況を何とかしてあげたい。1票を投じる所以である。 (2010/03/06)GOOD!1
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ラテンアメリカ文学を今読もうとすれば、ほとんどの場合2000円~3000円の出費は覚悟しなければなりません(現在手に入るのはハードカバーばかりだから)。こういう現状で、集英社文庫版が復刊されればとてもありがたいです。 (2006/10/17)GOOD!1
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「族長の秋」をはじめ、ラテンアメリカ文学のキホンともいえる作品が新刊では買えなくなっている現状にボーゼンとしている今日このごろ。理屈ぬきで面白いラテンアメリカの小説が文庫で10冊復刊となったら、素晴らしすぎ! 迷わず一票です。 (2005/07/20)GOOD!1
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20年ほど前のブームの頃よりもラテンアメリカ文学叢書を抱える出版社の数は増えており、本来なら昔より活気があって良さそうなもの。しかし、その土台や背骨を支える重要作をたくさん抱えていた集英社や新潮社がそれらを軒並み絶版にしているため、新しい読者は容易に中南米文学の俯瞰図を作れなくなっている。GOOD!1
この文庫版ラテンアメリカの文学は、その前に集大成されたハードカバー版を中心に、読み易さとポピュラリティを考慮してセレクトされ、本来ならこのあとドノソの 『夜のみだらな鳥』 やカブレラ・インファンテの 『亡き王子のためのハバーナ』 などが続くべきシリーズだったと思いますが、これ自体がなくなってしまっては元も子もない。
個人的には、マリオ・バルガス=リョサの有名な短篇 「小犬たち」 やオクタビオ・パスの長詩では最高傑作の 「白」 が収められた 『ラテンアメリカ五人集』 がいちばん嬉しかったですね。 (2005/03/20) -
まさかの絶版。是非。 (2022/06/03)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2005/03/20
『集英社文庫版 ラテンアメリカの文学 全10巻』(詳細は内容欄を参照してください)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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ウルリヒ