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著者 | 安部公房 |
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出版社 | 新潮社 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2003/08/06 |
リクエストNo. | 18543 |
リクエスト内容
戦後日本を代表する作家の一人、安部公房が、
おもに昭和40年代に交わした対談を集約したもの。
以下、タイトルと対談の相手。
「発想とイメージ」(石川淳)
「二十世紀の文学」(三島由紀夫)
「短編小説の可能性」(大江健三郎)
「ぼくたちの現代文学」(ミシェル・ビュトール)
「国境とは何か」(マックス・フリッシュ)
「芸術と言葉」(乾孝)
「宇宙・人間・芸術」(岡本太郎)
「鎖を解かれた言葉たち」(萩原延壽)
「良識による共犯」(佐々木基一)
「人間・共同体・芸術」(磯田光一)
「解体と綜合」(針生一郎)
「人間関係におけるアレルギー反応」(伊藤整)
「発想の周辺」(尾崎宏次)
「なぜ戯曲を書く」(芥川比呂志)
「撮影所に飛びこんで」(石原慎太郎)
「文学の世界・映像の世界」(勅使河原宏)
「ゴダールの可能性は何か」(針生一郎)
昭和49年発行:ハードカバー:243頁(活字・上下二段組)
投票コメント
全30件
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全集に収録されている短文等、全て何度も読み返しておりますが、対談関連の文章は未だに入手困難なものが多く、氏が残した芸術の端緒に触れられる書物が存在しながらも、その機会が失われている現状がもどかしく、是非復刊をお願いしたく存じます。GOOD!1
ご一考お願いします。 (2022/09/03) -
安部公房の対談集(エッセイを含むゴタマゼ本もありますが)は、GOOD!1
過去に本書や『都市への回路』、『死に急ぐ鯨たち』、中公文庫
で出ていたドナルド・キーン氏とのものなどを読んでいるのです
が、最近久しぶりにそれらを引っぱり出してきて再読したところ、
その明晰さ、独自ぶり、アイディアの相変わらずの新しさなどに
あらためて感心してしまいました。
本書は昭和40年代を中心に、様々な文芸誌・新聞に掲載された
対談を集めたものだけに、もしかすると版権の関係で復刊困難
かもしれませんが、これらの著名な対談相手を見ると惜しい。
安部公房の小説・戯曲に接するきっかけとして、彼の対談は格
好の入口になります。
才能ある不特定多数のひとが簡単に手に取れる状況が必要な
のです。その影響は計り知れないと思います。 (2003/08/06) -
安部公房を作品を読んで、より深く理解を深めたいため (2024/03/26)GOOD!0
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自分にとって興味のある名前がいくつも並んでいます。どのような内容になったか読んでみたいです。 (2019/02/13)GOOD!0
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読んだことがないが面白そうだ! (2017/04/03)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2003/08/06
『対談集: 発想の周辺』(安部公房)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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