箱崎 津郎さんの公開ページ 復刊投票コメント一覧 7ページ
復刊リクエスト投票
1960年代頃まではレコードは貴重品であったので、各社贅を凝らした造りを競ったものでした。結果としてそれらは高価なものが多くなりましたが、ひとつのものを大切に味わうという習慣を身につけてくれたものです。作り手側も音楽への愛情があり、文化に対する高い志があったと思います。今日、CD、電子ブック時代になって、そういったものが失われたとは言いませんが、音楽や書籍が消費材として、手軽に使い捨てられる世の中になってしまったのは事実です。あまりにも多すぎるモノと情報のなかに埋もれてしまわないように、良いものの情報を発信し続けていくべきだと思います。
2007/10/17
本書の脱稿後ブラッサイが急逝。その後長く出版されずにいた幻の作品でしたので、この日本語版が出た時は飛びつくように読みました。期待に違わぬ素晴らしい内容で、写真家の視点からプルーストを捉えた画期的なプルースト論でした。しかし喜びも束の間、いつの間にか絶版。なんとも残念で仕方がありません。口絵のブラッサイの写真も30年代に撮影された物なのに内容と見事にリンクしており、本としての完成度も高い。ぜひとも復刊して欲しい。
2007/10/10