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1,980円(税込)

原典訳 マハーバーラタ 1

上村勝彦 訳

原典訳 マハーバーラタ 1

予価 1,980円(税込)

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原典訳 マハーバーラタ 全8巻
著者 上村勝彦 訳
出版社 法藏館
判型 文庫
頁数 496 頁
ジャンル 文芸書
ISBNコード 9784831827128

商品内容

神々の血筋を引くクル王家の系譜と、一族を破滅へ導く大戦争への道のりを数世代にわたって描く大叙事詩『マハーバーラタ』。実現する呪い、秘められた過去、果たされる誓い……絡み合う因果に翻弄されながらも自己のダルマ(正しいあり方)を求め、英雄たちは聖なる戦場で対峙する。第一巻はクル王族の子孫と祖先の物語。王子たちの驚異の誕生と長い確執のはじまりがここに語られる。
信頼すべきサンスクリット原典訳の待望の復刊。

▼目次
まえがき
家系図
主要登場人物
マハーバーラタ関連地図
第1巻 最初の巻(アーディ・パルヴァン)

--(1)筋書き(第一章)
--(2)各巻の要約(第二章)
--(3)パウシャ王(第三章)
--(4)プローマン(第四章~第十二章)
--(5)アースティーカ(第十三章~第五十三章)
--(6)最初の家系の降下(第五十三章~第五十八章)
--(7)起源(第五十九章~第百二十三章)
--(8)ラックの家の火災(第百二十四章~第百三十八章)

▼著者プロフィール
上村勝彦(かみむら かつひこ)
1944年、東京浅草に生まれる。1967年、東京大学文学部卒業。1970年、同大学院人文科学研究科(印度哲学)修士課程修了。サンスクリット詩学専攻。元東京大学東洋文化研究所教授。主な著訳書に、『屍鬼二十五話』(平凡社東洋文庫)、『カウティリヤ実利論』(岩波文庫)、『インド神話』(ちくま学芸文庫)、『始まりはインドから』(筑摩書房)、『インド古典演劇論における美的経験』(東京大学出版会)、『バガヴァッド・ギーター』(岩波文庫)、『インド古典詩論研究』(東京大学出版会)、『真理の言葉・法句経』(中央公論新社)などがある。2003年、逝去。

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読後レビュー

全1件

  • プーナ批判版をもとにした日本では貴重な翻訳

    現状、日本語の主要な翻訳版は後述のものがありますが、プーナ批判版をもとにした翻訳は、この原典訳のみの模様です。

    プーナ批判版か、より人口に膾炙した普及版か、それぞれの底本に長所も短所もありますが、マハーバーラタ翻訳はプーナ批判版を底本にするのが一般的なところ、日本語の該当翻訳版がないのは事実。

    貴重な成果のため、是非復刊を希望します。

    ※プーナ批判版:The Bhandarkar Oriental Research Institute(BORI)というインドの研究所が、無数のマハーバーラタの写本を比較検討のうえ、共通ではない箇所を削除して、より原型に忠実なバージョンを構築したもの。

    上村版(一巻の前書に底本の記載あり)は、プーナ批判版の和訳版。

    山際版(一巻の後書に底本の記載あり)は、M. N. Dutt(Manmatha Nath Dutt)による英訳版の和訳版。この英語版は、北方写本であるカルカッタ版ベースとのこと。

    池田版(二巻の後書に底本の記載あり)は、Gita Pressから出版されたSANKSHIPT MAHABHARATという上下巻の簡約ヒンディ語版の和訳版。

    レグルス版(一巻の前書に底本の記載あり)は、C. Rajagopalachari(Chakravarti Rajagopalachari)による英語要約版の和訳版。 (2016/04/26)

    GOOD!5
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復刊投稿時のコメント

全236件

  • 現在絶版となっており、この本を読むためには古本から高騰した値段で買うか図書館で読むかしかないため。 (2025/08/24)
    GOOD!0
  • 某ゲームからインド神話に興味を持ちました。
    同じ著者の「インド神話 マハーバーラタの神々」を読み、更にマハーバーラタ本編を読みたいと思いました。何卒よろしくお願いいたします。 (2025/08/18)
    GOOD!0
  • インド研究において叙事詩の文学史的、思想史的意義は絶大である。さらに近年、プラーナ文献群の整理研究も活発であるが、その内容も叙事詩からの場面借用などが多いと聞く。こうした点を踏まえると、日本語で手軽に叙事詩の一つであるマハーバーラタを参照できるという点は大きい。

    さらに、一つ一つの説話は興味深いものが多く、インド読み物としても本書は最適であるように思われる。 (2025/08/03)
    GOOD!0
  • FGOをきっかけにインド神話に関心を持った者です。
    他の書籍に紹介されているものに限っても興味深い(とんでもない?)挿話や伝説が多く紹介されており、これはぜひ通して読んでみたいと考えるようになりました。
    復刊をぜひよろしくお願いいたします。 (2025/07/28)
    GOOD!1
  • 興味が出て翻訳されているものを探しましたがダイジェストのようなものばかりでなんだかなぁ、と思ってしまい読む気がいまいち起こりません。読むからにはきちんとしたものが読みたい、という気持ちがあるので是非こちらを復刊していただきたいです。 (2025/07/22)
    GOOD!1

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