原典訳 マハーバーラタ 1
上村勝彦 訳
| 著者 | 上村勝彦 訳 |
|---|---|
| 出版社 | 法藏館 |
| 判型 | 文庫 |
| 頁数 | 496 頁 |
| ジャンル | 文芸書 |
| ISBNコード | 9784831827128 |
商品内容
信頼すべきサンスクリット原典訳の待望の復刊。
▼目次
まえがき
家系図
主要登場人物
マハーバーラタ関連地図
第1巻 最初の巻(アーディ・パルヴァン)
--(1)筋書き(第一章)
--(2)各巻の要約(第二章)
--(3)パウシャ王(第三章)
--(4)プローマン(第四章~第十二章)
--(5)アースティーカ(第十三章~第五十三章)
--(6)最初の家系の降下(第五十三章~第五十八章)
--(7)起源(第五十九章~第百二十三章)
--(8)ラックの家の火災(第百二十四章~第百三十八章)
▼著者プロフィール
上村勝彦(かみむら かつひこ) 訳
1944年、東京浅草に生まれる。1967年、東京大学文学部卒業。1970年、同大学院人文科学研究科(印度哲学)修士課程修了。サンスクリット詩学専攻。元東京大学東洋文化研究所教授。主な著訳書に、『屍鬼二十五話』(平凡社東洋文庫)、『カウティリヤ実利論』(岩波文庫)、『インド神話』(ちくま学芸文庫)、『始まりはインドから』(筑摩書房)、『インド古典演劇論における美的経験』(東京大学出版会)、『バガヴァッド・ギーター』(岩波文庫)、『インド古典詩論研究』(東京大学出版会)、『真理の言葉・法句経』(中央公論新社)などがある。2003年、逝去。
読後レビュー
全1件
-
GOOD!7
プーナ批判版をもとにした日本では貴重な翻訳
現状、日本語の主要な翻訳版は後述のものがありますが、プーナ批判版をもとにした翻訳は、この原典訳のみの模様です。
プーナ批判版か、より人口に膾炙した普及版か、それぞれの底本に長所も短所もありますが、マハーバーラタ翻訳はプーナ批判版を底本にするのが一般的なところ、日本語の該当翻訳版がないのは事実。
貴重な成果のため、是非復刊を希望します。
※プーナ批判版:The Bhandarkar Oriental Research Institute(BORI)というインドの研究所が、無数のマハーバーラタの写本を比較検討のうえ、共通ではない箇所を削除して、より原型に忠実なバージョンを構築したもの。
上村版(一巻の前書に底本の記載あり)は、プーナ批判版の和訳版。
山際版(一巻の後書に底本の記載あり)は、M. N. Dutt(Manmatha Nath Dutt)による英訳版の和訳版。この英語版は、北方写本であるカルカッタ版ベースとのこと。
池田版(二巻の後書に底本の記載あり)は、Gita Pressから出版されたSANKSHIPT MAHABHARATという上下巻の簡約ヒンディ語版の和訳版。
レグルス版(一巻の前書に底本の記載あり)は、C. Rajagopalachari(Chakravarti Rajagopalachari)による英語要約版の和訳版。 (2016/04/26)
復刊投稿時のコメント
全255件
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