一言芳談
小西甚一
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- 一言芳談
著者 | 小西甚一 |
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出版社 | 筑摩書房 |
判型 | 文庫 |
頁数 | 208 頁 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784480084125 |
商品内容
ただよく念仏すべし。石に水をかくるやうなれども、申さば益あるなり…。
十三世紀末から十四世紀半ばにかけて成立した仮名法語集。
法然上人、明遍僧都、明禅法印など三十四人の念仏行者、遁世者が、ひたすら往生を求めて語りかける。浄土門の信仰が平易なことばで綴られた文言集。
十三世紀末から十四世紀半ばにかけて成立した仮名法語集。
法然上人、明遍僧都、明禅法印など三十四人の念仏行者、遁世者が、ひたすら往生を求めて語りかける。浄土門の信仰が平易なことばで綴られた文言集。
読後レビュー
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死を見つめて
現代人は生を中心として物事を捉えていたのに対し、中世の人々は死を中心に物事を捉えていたのかもしれません。それは死が身近であり、いかに死ぬか(往生するか)は重要事でした。
そして学識も修行も必要なく一心に念仏を唱えることで往生できるという専修念仏の教えはどれほど当時の人々の救いになったでしょう。私の家は真言宗ですが、本作の言葉は心に響いてきましたし、自宗を見直すきっかけになりました。
さて2019年から始まった新型コロナ感染症で現代人も再び死が身近になったように感じます。いま一度、生と死を焦点とした楕円思考(末木剛博著『東洋の合理思想』参照)で物事を捉え直す時期に来ているのかもしれません。なぜなら現代人も「死」を避けられないのですから。 (2023/01/06)
復刊投稿時のコメント
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