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近世感染症の生活史 医療・情報・ジェンダー

鈴木則子

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著者 鈴木則子
出版社 吉川弘文館
判型 A5
頁数 256 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784642043472

商品内容

江戸時代の日常生活には、つねに感染症の脅威があった。梅毒・結核・インフルエンザ・コレラ・麻疹(はしか)・疱瘡(ほうそう)…。これらは日々の暮らしにいかなる影響を与えたのか。
医療の進歩や都市生活と商業主義の展開、出版メディアの発達など、生活環境の移り変わりによる感染症へのまなざしの変化を描き、現代にも通じる社会と感染症との共生する姿を考える。

▼目次
序章 「須佐之男命厄神退治之図」(葛飾北斎画)の世界
I 慢性感染症
--黴毒(梅毒) -性感染症のディスクール
 --「大風に類する」病
 --黴毒の広がりと警戒
 --黴毒への羞恥
 --病原としての下層社会と遊廓
--労瘵(結核) -「恋の病」考
 --明清医学の導入
 --医学書のなかのジェンダー
 --心を病む人々
 --文芸史料の中の労瘵
--「癩」 -「家筋」とされた病
 --中世から近世への転換
 --病者の特定化 -一七世紀後半
 --「悪血」の排出 -一八世紀以降
II 急性感染症
--流行り風邪(インフルエンザ) -江戸の町の疫病対策
 --医学史からみた流行り風邪
 --流行り風邪の通称と背景
 --疫病対策の転換
--麻疹-情報氾濫が生む社会不安
 --麻疹養生法の広がり -享和三年(一八〇三)
 --麻疹がもたらす特需 -文政六年(一八二三)
 --文久二年(一八六二)の流行 ほか
--疱瘡(天然痘) -共生から予防へ
--コレラ -新興輸入感染症の脅威

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