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十九世紀日本の対外関係 開国という幻想の克服

上白石実

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著者 上白石実
出版社 吉川弘文館
判型 A5
頁数 288 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784642043458

商品内容

近年、明治維新への関心が内外で高まり、19世紀を論じる研究も盛んである。ロシア船が現れ始めた18世紀後半から条約改正、日清戦争が始まるまでの時期を対象にして、異国船打ち払いや漂流民保護、開港と内戦の混乱からの回復の過程などを分析。
約100年かけた日本の「自己変革の時代」の実情を、開国というレトリックを取り払い考察する。

▼目次
はしがき -本書の課題
序章 開国レトリックの克服
異国船打払いと仁政の相剋
--海防という外国人隔離策
--補論 中学校社会科教科書に見る鎖国と開国
--異国船打払令の布告問題と漂流民救助 -江川家文書「異国評議書」より
--文政八年八戸領の異国船体験 -領主の対応と領民の関心
開港と内戦の混乱からの回復
--明治維新期旅券制度の基礎的研究
--箱館における生糸・蚕種紙改印制度とその影響
--盛岡藩御用商人伊勢屋朝吉の戊辰戦争
--明治新政府による三陸地方の秩序回復と復興策 -明治二年宮古湾鍬ヶ埼における蚕種紙密輸事件から
外国船救助と漂流民送還の近代化
--外国船救助の近代化 -明治六年アメリカ蒸気船エリエール号塩屋埼沖沈没事件
--明治新政府の外交体験と条約理解 -明治三年不開港場規則・難船救助心得をめぐって
--漂流民救助と送還の近代化
あとがき

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