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平氏が語る源平争乱

永井晋

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著者 永井晋
出版社 吉川弘文館
判型 四六判
頁数 236 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784642058797

商品内容

源義経らの活躍で源氏が勝利し、鎌倉幕府の成立史として語られる源平合戦を、敗れた平氏の視点から描くと何が見えてくるのか。『平家物語』を中心に、富士川から壇ノ浦にいたる経過を、在地勢力の動向とそれら集団のもつ性質を解き明かしつつ詳述。
軍事制度の変遷、武人としてのあり方の違い、後白河院の関与、戦争目的の変化など、多方面から描く。

▼目次
平氏からみた治承寿永の内乱 -プロローグ
東国の喪失
--勝算なき富士川の戦い
 --頼朝・義仲の挙兵
 --儀礼となった追討使派遣
 --苦難の旅となった東国下向
 --甲斐源氏の攻勢
 --富士川合戦の虚実
 --壊走
--以下細目略
--近江・美濃の消耗戦
--養和元年の北陸合戦
平氏都落ち
--北陸道の喪失
--七月二十五日
--それぞれの都落ち
一ノ谷合戦
--西海での勢力回復
--生田の森の戦い
--悲劇となった浜の戦い
屋島・壇ノ浦の合戦
--山陽道の戦い
--屋島の戦い
--壇ノ浦の戦い
平氏の人々が遺したものとは -エピローグ
治承寿永の内乱年表

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読後レビュー

全1件

  • 判官びいき

    争っている者のうち弱い側や敗れた側に肩入れして応援することを、兄源頼朝から滅ぼされた源義経に倣って「判官びいき」と呼びますが、皮肉なことにその義経によって平家が滅ぼされた地である壇ノ浦周辺の地域では義経よりも平家を判官びいきしており、その地域出身である私は敗者としての平家に思い入れがあります。
    この本では、頼朝・義仲の挙兵、清盛の死後、正に瓦解していった平家に属する人々の行動を文献を引きながら出来るだけ時系列で示しています。心情的に肩入れしている読者にとってはクールな記述だと感じるところもあります。戦闘の概要は平家物語に出てくることくらいはザッと頭に入っていないと、スラスラとは読めないと思いました。 (2018/12/30)

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