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熱学思想の史的展開 熱とエントロピー 2

山本義隆

1,540円(税込)

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得票数:46票
熱学思想の史的展開―熱とエントロピー
著者 山本義隆
出版社 筑摩書房
シリーズ ちくま学芸文庫 ヤ18‐2 Math & Science
判型 15cm
頁数 422 頁
ジャンル 実用書
ISBNコード 9784480091826

商品内容

カルノー28歳、わずか1篇の論文『火の動力』で、熱力学の基礎を確立した。イギリスに誕生した蒸気機関は、フランスで効率改良の理論研究が進められ、彼は熱の生む動力の絶対的な制約を見いだす。だがその理論は巨視的自然の究極の真理に触れるラディカルなもので、技術者にも物理学者にも受け入れられることなく長く埋もれる運命となる。第2巻は、熱力学草創期。熱素説の形成と崩壊、そして熱力学第1法則、エネルギー原理の確立と進む。さらに議論は熱力学第2法則とエントロピー概念の形成へとのぼりつめていく。欧米にも類書のない広がりと深さに裏づけられた、迫力ある科学史。

目次



第3部 熱量学と熱量保存則(熱量学の原理の提唱?ラプラスとラヴォアジェ
気体の熱膨張と温度概念批判?ラプラス、ゲイ=リュサック、ドルトン
断熱変化と気体比熱をめぐって?“比熱変化理論”と“比熱・潜熱理論”
解析的熱量学の完成?ラプラスとポアソン ほか)
第4部 熱の動力?カルノーとジュール(新しい問題の設定?熱の「動力」?カルノーとワット
理想的熱機関の理論?カルノーの定理
カルノー理論の構造と外延?熱力学の第1ページ
間奏曲?熱波動論の形成と限界?ヤング、ヒューエル、カルノー ほか)

著者情報



山本 義隆(ヤマモト ヨシタカ)
1941年、大阪府生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。同大学院博士課程中退。現在、学校法人駿台予備学校勤務

※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです

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読後レビュー

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復刊投稿時のコメント

全46件

  • 内容に興味があります。是非とも (2009/04/29)
    GOOD!0
  • 大作であり名著。山本先生の物理学に対する情熱がこの一冊に凝縮されている。ぜひとも手にしたい。 (2009/02/23)
    GOOD!0
  • 一度読んでみたいのでぜひ復刊を望みます。 (2008/12/30)
    GOOD!0
  • 大学で物理学を勉強しています。物理をやる上で、山本義隆さんの本なしではありえません。昔出版された本でも著者の本はこの先若い世代にもずっと影響を与えてくれるものだと切に思っています。それなのに絶版で終わったまま、学生一人一人の手には直接には届きそうにもなく、なかなか古本でも出回らず、各大学の図書館にポツリポツリとしかないということが非常に残念です。復刊することで、物理をやる人にこの本の魅力・凄みを味わって欲しいです。わたしも新しく復刊した形でまた手にとって読みたいです。どうか復刊をよろしくお願いいたします。 (2008/09/01)
    GOOD!1
  • 熱力学は大事。特に科学とは何かをじっくり考えるためには格好の素材。 (2008/07/07)
    GOOD!0

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