年齢を問わず世界中で読み継がれてきた アリスのファンタジー150年の歴史。 1865年、ロンドンで出版された『不思議の国のアリス』。その今なお変わらない魅力と、それに触発された数々の翻案や派生作...

近代性そのものとも言うべき「探偵小説」は、どこに起源を持ち、どのような紆余曲折を経て、ジャンルとしての結晶を見るに至ったのか？ 古代に始まる膨大な文献を博捜し、通常の推理小説論では見られないような人名...

世紀末の象徴派詩人から、危機の時代の文明批評家へ。 ことばの魔（デーモン）の化身たるポール・ヴァレリーは、いかに20世紀フランスで最も名高き文学的偶像となったのか。 故郷南仏での知的覚醒から、パリ文...

「ヴィヨンは一人の偉大なる詩人であったのだ。力や、権力や、勇気だけが、なにがしかの価値を持った世紀にあって、彼は小さく、弱く、卑怯で、嘘つきであった。ヴィヨンは背徳・退廃において巧みであったが、まさにこ...

ジョイスが27年をかけて書きあげた究極の小説、世界初の完訳！ 日本語表現の可能性を最大限に切り開いた渾身の訳業として大きな話題を呼んだ。30周年記念復刊。セット函入。

1983年の初版から、総合的に改訂、更新。900を超える新しい項目で、最新の情報を網羅している。 新しい作家や挿絵画家が紹介され、マンガ、ファンフィクション、非印刷物出版などの開発についての記事と、賞...

これは、ヨーロッパ文学について今世紀に書かれたおそらく最も重要な書物であり、今後、ヨーロッパ文学または文化を語るとき、つねに念頭におかれるべき書物である。 ヨーロッパとはたんに地理的名称をいうのではな...

「たくさんの歳を重ねる必要はない、物語を書き始めればいい、書かなくてはならないから書くのです。知っていること、感じていること、または憧れているもの、自分の夢について、そして知られていないものについて。」...

イギリスの自然豊かな湖水地方や美しい水郷を舞台に、自分たちだけでヨットを走らせる子どもたち。ときに未知の島々を探検し、ときに大海原をまたにかけて宝を探す。遊ぶことの喜びに満ちた、心おどる冒険物語。

アレクサンドル・デュマによる不朽の名作が 復刊ドットコム創立20周年記念として全巻重版決定！ 『三銃士』といえば古典名作として誰もが一度はその名を聞いたことがあるでしょう。しかし、『三銃士』は主人公...