幻想文学史上、不動の名作を一望するアンソロジー、第2巻刊行！ 一九七〇年代の名アンソロジー《怪奇幻想の文学》の編者、紀田順一郎・荒俣宏の監修のもと、古典的名作を新訳し、全六巻に集大成。怪奇幻想の真...

“剣と魔法の世界”の本流をさかのぼる一冊!! 1932年、強力無双の剣をふるう超古代の英雄コナンがパルプマガジンに登場。作者R・E・ハワードにより、剣と魔法の物語＝ヒロイック・ファンタジーがここに...

発禁作家になった。 「何も変な事も書いていない」 「自分が女である事を、医学、科学、唯物論、現実を守るために書いた」　　　　　　 多くの校閲を経て現行法遵守の元で書かれた難病、貧乏、裁判、糾弾の身...

メアリ・シェリーからリチャード・マシスンまで、幻想文学史上不動の名作を一望するアンソロジー、全六巻刊行開始！ 日本における海外幻想文学紹介の礎石を築き、長年にわたり先導しつづけてきた紀田順一郎・荒...

チベットの現代作家たちが描く、現実と非現実が交錯する物語 伝統的な口承文学と、仏教的な世界観を背景としつつ描かれた現代文学は、読む者を摩訶不思議な世界に誘う。時代も、現実と異界も、生と死も、人間／動物...

怪談は英国紳士のたしなみ イギリスでもみんな、怖いお話が大好き。こと教養も地位もある紳士の熱中ぶりたるや、名門校の教頭先生が生徒たちに怪談を聞かせたり、教会の牧師が怪談を蒐集したりで、それが後世に...

クトゥルー神話ファン待望！ 怪奇と幻想の豪華短編集。第2巻。 20世紀後期のクトゥルー神話シーンを牽引した俊英 ラムジー・キャンベルの世界！ グラーキ、ダオロス、アイホート、イゴーナロク、...

クトゥルー神話ファン待望！ 怪奇と幻想の豪華短編集。 英国南西部、セヴァン・ヴァレーを覆う影--- H・P・ラヴクラフトの死から四半世紀を経て、アーカムハウスより鮮烈なデビューを飾ったラムジー・...

「奇妙な物語」の黄金時代へ！ 幻想と怪奇の物語は、「ニューヨーカー」や「サタデー・イヴニング・ポスト」などの有名雑誌を席捲。さらにラジオ、TVの放送媒体へ。「不思議な物語」「奇妙な話」として電波に...

第二次世界大戦後のルーマニアの政情を背景に、現実世界と神話的世界の交錯のうちにカフカ的状況がかもし出される。 宗教学者・文学者エリアーデの代表的幻想小説。

空にはすさまじい赤光があった。イギリスは片田舎の山奥の、その赤光に燃えたつ古代ローマ人砦に独り遊ぶルシアン・テイラーは、作家になる夢を紡いで暮らしていた。だが、こんな田舎にいて何ができよう。夢に憑かれた...

魔女！ 魔道書!! 黒魔術!!! 夜空を箒で駆ける魔女。神秘の儀式と執り行う魔術師。イメージは浮かんでも、その実像はおぼろだ。 本書では、セイレムの魔女集会を描くナサニエル・ホーソーンの名作「若きグ...

1923年、狂騒の20年代のさなか、シカゴに創刊した奇妙な雑誌『ウィアード・テールズ』。 それまでのパルプマガジンにはなかった「幻想と怪奇」の専門誌だ。伝統的なゴースト・ストーリーや怪物譚にとどまらず...

種村季弘・未発表翻訳を収録！ ボルヘスが言う「すべての文学ジャンルの中で最も古くて複雑なジャンルをつくり上げている」ものとは-- そう、「夢」です（『夢の本』序文）。『幻想と怪奇』第6巻では、古今の幻...

荒俣宏訳による「ポーとラヴクラフトの架空対話編」を復刻！ 『幻想と怪奇』第5弾のテーマは「アメリカン・ゴシック」。ヨーロッパのゴシック文学はアメリカに渡り、独自の怪奇幻想の文学へと発展した。草創期の「...

第4弾のテーマは「ヴァンパイア」＝吸血鬼。 『吸血鬼ドラキュラ』以降、ポピュラーになりすぎ戯画化までされた黒マントの貴族ではなく、中世ヨーロッパに疫病とともに現れ、現代もなお「生」と「死」の境界にいる...

十九世紀終盤から二十世紀初頭の西洋、ことイギリスでの怪奇小説は傑作の目白押し、書き手たちも名だたる文人墨客であることに、あらためて驚かずにはいられない。 そんな西洋怪談に惹かれた名訳者、平井呈一（一九...

★ここに掲載した絵柄は、制作中のスケッチやラフであり、完成品ではありません。 夜ごとの夢こそ まこと。 美しき少女エマをいざなう、夢と幻想の一夜--- 巨匠・天野喜孝の描き下ろし・新作オリジナ...