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復刊リクエスト投票

  • 増補新版 ジェンダーと歴史学

    【著者】ジョーン・W.スコット

    ジェンダー史学を学ぶ上で必読であり、だからこそ平凡社ライブラリーにも入っていたはずの本でありながら、絶版・古書価が高騰しているためです。平凡社さん、どうかお願いいたします。(2021/07/10)
  • 明治維新と宗教

    【著者】羽賀祥二

    明治維新と宗教の関係について、神道を中心に捉えた本です。特に最後の分析概念としての「神道」論の提起は特徴的です。
    「国家神道」にとどまらない近代の「神道」とは何かが問われるようになってきた現代の研究状況において、改めて読みなおされるべき本です。しかし、古書市場には出回ってすらいません。欲を言えば、ちくま学芸文庫あたりに入ってほしいです。(2021/05/12)
  • 教派神道の形成

    【著者】井上順孝

    近年、「近代神道」の研究が盛んになっています。「国家神道」研究はこれまでも近代日本宗教史研究のなかで重要な位置を占めていましたが、それに限らない近代の「神道」全体が問われるようになってきています。
    しかし、その重要な構成要素である「教派神道」に関しては、この『教派神道の形成』以降、諸派の各々については着実に成果が積み重ねられてきているものの、「教派神道」とは何か、諸派を比較しながら体系的な理論構築を目指した書籍というのは本書以来絶無というべきで、しかも本書は品切れ・重版未定となっています。
    改めて読みなおされるべき書ではないでしょうか。よろしくお願いいたします。(2021/05/12)
  • 万葉集の発明 国民国家と文化装置としての古典

    【著者】品田悦一

    新元号「令和」の出典が万葉集であることが、発表時に述べられました。首相談話をより深く理解するために、「国民秀歌」としての万葉集観の歴史性を紐解いた本書は、今まさに読まれるべき本であると言えます。(2019/04/01)
  • 「村の鎮守」と戦前日本:「国家神道」の地域社会史

    【著者】畔上直樹

    現在、「国家神道」論においては島薗進『国家神道と日本人』(岩波新書)がまずは参照されるかと思いますが、本書はその議論にも影響を与えた好著です。
    國學院大學の藤本頼生・現准教授も書評で「これまでの必読書というべき村上重良・葦津珍彦、阪本是丸各氏らの著作に加え、 「国家神道」研究の折の必読書がさらに誕生したといえる。」と高く評価しています。
    大正から昭和という先行研究の薄い時期に関するもので、しかも地域社会史という観点から書かれたこの本は、「国家神道」研究に携わろうと考える自分としてもぜひ手元に置いて読みたい本です。(2018/03/14)

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