4 票
著者 | 羽賀祥二 |
---|---|
出版社 | 筑摩書房 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784480856708 9784831826374 |
登録日 | 2021/05/12 |
リクエストNo. | 71220 |
リクエスト内容
【筑摩書房サイトより】
神道とは何か、その特質、宗教制度の再編成、国民教化の思想と方法などを実証的に論じ、近代日本の社会構造をダイナミックに捉え直す。
この本の目次
1 明治神祇官制と国家祭祀(神祇官制の出発と神祇・皇霊の祭祀
神祇官制の展開
成立期近代天皇制の国家祭祀)
2 日本近代の政治と宗教(神道国教制の形成
教導職制と政教関係
明治二十年代の宗教行政と教団「自治」)
3 国民教化の思想と方法(地方教化体制と仏教
「敬神」と「愛国」の思想)
4 近代天皇と「神道」(神社と紀念碑
顕彰政策と「以心伝心」のシステム
宗教・歴史・「神道」)
投票コメント
全4件
-
明治維新期の宗教政策を中心に、近世から近代の日本宗教を、神祇官制から戦争記念碑や戦災などの死者、歴史意識の問題まで幅広く論じたもので、そうした広い範囲で「神道」を捉え直した点は新鮮。また近代神道と近代仏教を俯瞰した視点から主に教化政策において叙述しているのは同様の研究があまりなく貴重。「国家神道」においても勿論、戦争死者の問題を考える上でも必読だと思う。 (2021/05/13)GOOD!2
-
明治維新と宗教の関係について、神道を中心に捉えた本です。特に最後の分析概念としての「神道」論の提起は特徴的です。GOOD!1
「国家神道」にとどまらない近代の「神道」とは何かが問われるようになってきた現代の研究状況において、改めて読みなおされるべき本です。しかし、古書市場には出回ってすらいません。欲を言えば、ちくま学芸文庫あたりに入ってほしいです。 (2021/05/12) -
単行本での復刊を希望します (2022/08/22)GOOD!0
-
近世~近代にかけての日本社会の近代化を知る上で必須の書物だが、もはや容易には手が届かないほど値段が高騰しているため。 (2021/12/23)GOOD!0
読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
---|---|---|
明治維新と宗教 | 1,980円 | アマゾン |
NEWS
-
2022/08/23
『明治維新と宗教』(羽賀祥二)の注文を開始しました。 -
2021/05/12
『明治維新と宗教』(羽賀祥二)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
不知詠人