4 票
著者 | ジョーン・W.スコット |
---|---|
出版社 | 平凡社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784582765168 9784582769302 |
登録日 | 2021/01/11 |
リクエストNo. | 70694 |
リクエスト内容
(平凡社のホームページより)
「ジェンダー」を初めて歴史学の批判的方法概念として提起し、周辺化されていた女性の歴史に光をあて、歴史記述に革命的転回を起こした歴史学の記念碑的名著の増補新版。
(日外アソシエーツ『BOOKPLUS』より)
[あらすじ]
ジェンダーは、女を歴史の周縁から中心へと転位させる批判的概念であった。しかし、その限界が見え始めたいま、あらためてジェンダーと歴史を再考する増補新版。
[目次]
第1部 フェミニズム歴史学に向けて(女性史について
ジェンダー―歴史分析の有効なカテゴリーとして)
第2部 ジェンダーと階級(言語・ジェンダー・労働者階級の歴史
『イングランド労働者階級の形成』のなかの女たち)
第3部 歴史のなかのジェンダー(男にとっての労働、女にとっての労働―一八四八年のパリ衣料産業における労働と家族をめぐる政治
統計は労働をどう描いたか―『パリ産業統計一八四七‐四八年』 ほか)
第4部 平等と差異(シアーズ裁判
アメリカの女性歴史家たち―一八八四‐一九八四年 ほか)
投票コメント
全4件
-
本書は絶版して久しいが、未だにジェンダー関係の研究では参照され続けている。すでに「古典」としての価値があり、これからも読み続けられるだろう。また、若手の研究者、大学院生、大学生にとって本書を手軽に手に取ることが出来ないのは日本の学術ひいては社会の衰退につながるだろう。本書を復刊して、ジェンダーや歴史学の議論の際に皆が参照できるようにして欲しい。 (2021/01/16)GOOD!2
-
この本は、ジェンダー史の草分け的な研究として著名であり、現在もさまざまな文献で紹介されています。にもかかわらず、現在古本市場では値段が高騰しており、買い求めることが難しい状況にあります。最近なにかと話題の絶えないジェンダー論ですが、かならずや本書が理解の一助となることでしょう。 (2021/01/11)GOOD!2
-
ジェンダー史の分野を学ぶ上では必読書だから (2021/12/18)GOOD!0
-
ジェンダー史学を学ぶ上で必読であり、だからこそ平凡社ライブラリーにも入っていたはずの本でありながら、絶版・古書価が高騰しているためです。平凡社さん、どうかお願いいたします。 (2021/07/10)GOOD!0
読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
---|---|---|
30周年版 ジェンダーと歴史学 | 2,420円 | アマゾン |
NEWS
-
2022/05/23
『30周年版 ジェンダーと歴史学』(ジョーン・W.スコット 著 / 荻野美穂 訳)の注文を開始しました。 -
2021/01/11
『増補新版 ジェンダーと歴史学』(ジョーン・W.スコット)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
TexsansFan