63 票
著者 | ソルジェニーツィン |
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出版社 | 新潮社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784102132029 9784102132036 |
登録日 | 2000/05/28 |
リクエストNo. | 87 |
投票コメント
全63件
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ソルジェニーツィンが体制告発だけの作家ではないことを知らしめる群像劇の傑作。ロシアの民族性を濃密に反映させており、ゴーゴリの再来といえるのではないか。小笠原豊樹の味わい深い名訳で、ぜひ読み継がれてほしい。 (2009/09/14)GOOD!1
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チャーガに興味があり、色々調べていくうちに大体のホームページで「ガン病棟」で有名になったと書いてあります。読んでみたいと探したのですが、絶版になっているという事を知りました。GOOD!1
是非とも購入したいので復刊お願い致します。 (2005/08/11) -
作者が「イワンデニーソヴッチの一日」で確かノーベル文学賞をGOOD!1
受賞された頃に読みました。大変感動した作品です。設定から、
トーマス・マンの「魔の山」を連想させますが、私にとっては
ずっと現実味の強い、人間を感じる作品でした。先日たまたま知
人に紹介しましたところ、絶版になっているという事実を知り、
大変驚きました。作者の作品の中では、時代背景や思想性に依拠
した部分が少なく、普遍的な人間の姿を描いたという点で古典的
な作品だと思います。これからの世代にもずっと読み続けていっ
て欲しい名作と思いますので、復刊を切に希望致します。 (2005/02/12) -
Solzhenitsynは私の最も好きな作家です。その中でも本書は「煉獄のなかで」と並んで最も好きな本です。ユーモアの中に、なるほどと思わせる真理を織り交ぜて語る素晴らしい本で、多くの人に読んでもらいたい。 (2003/07/08)GOOD!1
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これは本当に素晴らしい小説です。マルクス主義国家が崩壊した現在、ソルジェニーツイン氏のその他の長編を読んで、現代的なリアリティを感じるのはかなり難しいと言わざるを得ませんが、死病として今なお恐れられる癌をテーマにしたこの作品は違います。時代と国を超える普遍性を持つ稀有な物語を、小笠原豊樹氏訳で読める幸せ。・・・この作品が書店で気軽に買えない現実は、ほとんど「損失」であり「貧乏極まりない」と感じております。 (2003/06/09)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2000/05/28
『ガン病棟』(ソルジェニーツィン)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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ウルリヒ